NBA開幕!

NBAが開幕しました。
今日は開幕2日目。
今、ピストンズとペイサーズの対戦を見ながら、このnoteを書いています。
このあと10時からはグリズリーズの試合を見る予定です。河村選手の出場があるのか注目です。個人的にはグリズリーズの人とボールが動くモーションオフェンスにも注目しています。

プレシーズンと開幕戦を見ていて気づいたことは3つです。
① スペースが広い
② ピックとハンドオフが多い
③ 3ポイントが多い

① スペースが広い
 オリンピックやB.LEAGUEで採用されているルールより3ポイントラインが遠く、コートも広いため選手同士の距離が遠く、ディフェンスも3秒ルールがあるためすごくスペーシング広いです。そのためペイントタッチをたいして、ヘルプが間に合わなかったり、クローズアウトの距離が長かったりとディフェンスが大変そうです。
 そのためかオールコートでプレスを仕掛けるチームも増えてきているような気がします。ディフェンスに新しい波が来るかもしれません。トレンドを追いかけるのも面白いかもしれません。

② ピックとハンドオフが多い
 ①のようにスペースが広いためピックやハンドオフを使って、シンプルにペイントをアタックすることが多いなと思います。ボールを運んできたガードに流れのなかでスクリーンをしていくことやガードとウイングでハンドオフから展開するなどどこのチームも共通で取り入れているアクションがあるなと思っています。特にハンドオフは自分が考えていたよりも多く多用されている印象です。ハンドオフの前にピンダウンをかけたり、ハンドオフの先でスクリーンをかけたりとハンドオフとスクリーンを掛け合わせることも多いですね。ガードとウイングでハンドオフからサイドに展開して、フラットスクリーンをかけたり、展開できないときにハイポストにフラッシュして、2メンゲームしたりすることも多く、戦術の柱にハンドオフやスクリーンが使われています。研究したらとても面白そうなトピックです。

③ 3ポイントが多い
 開幕戦のセルティックスは3ポイントを61本うち、成功が29本でした。確率は47.5%でした。オリンピックで日本が目指すような数字なのではないかと思いました。
 外角のシュートを戦術の柱にして、オフェンスを展開していくのが日本が世界で勝っていくために必要だと思います。
 小さい頃から、チャンスを逃さず、ロングシュートも狙っていくような指導をしていかなければならないと強く感じました。

③に関連していますが、チームでのルールやオフェンスの決まりごとがあると思いますが、NBAを見ていて強く思うのは「チャンスを逃さない」というマインドと「俺が決める」という強い意思です。ノーマークはもちろんディフェンスが目の前にいても、シュートを打つことに影響がないと判断すれば思いきってシュートを打つこともあるし、ディフェンスが体をぶつけてきてもオフェンスもしっかりヒットしていいシュートをうちにいきます。
 このあたりは自分も現役時代にとても苦手だった部分で、子どもたちを見ていても差が出やすい部分です。しっかり研究して小さい頃からこの辺りになれていくことが大切かと思います。

今の時点では
オフェンスはノーマークならシュートを狙う
クローズアウトが来たらドライブする
ディフェンスと並んだらヒットする
ディフェンスとリングの間に入りにいく

ということが必要だと考えます。

 そのためにいろいろなフィニッシュの種類を場面ごとに直感で正解を選べるようなトレーニング、練習設定が必要です。

 そんな練習をしていきます。

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