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主体性_9:印刷は言葉の大量複製

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前回は、言葉をのせて運ぶ媒体である『紙』の歴史を見ました。

紙って、本当に便利で魅力的ですよね。
電子書籍ブームが来るたびに、『紙の本は無くなる』と言われてきましたが、今でもしっかり紙の本はつくり続けられています。

もちろん、本づくりには大変な気力と労力が必要ですが、紙の本には言い知れない魅力があります。
目に見えないはずの知識を、手に取れる形にしてくれるからでしょうか。


ところで、現代の本に記載されている言葉は、手で書かれてはいません。
そのほとんど全てが、機械で印刷された文字です。
今回は、そうした文字を大量複製する技術である『印刷』について、お伝えします。


印刷は、人類史上最大の文化史的メルクマールであるルネサンスの3大発明の1つでした。
印刷、火薬、羅針盤・・・。
それら3つの中でも、ひときわ文化に深く関わる技術です。

中でも、ヨハネス・グーテンベルクの活版印刷技術は、言葉の流通量を大幅に変える世紀の大発明でした。

ヨハネス・グーテンベルク

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現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。

マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人…

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