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ライターは継続案件を大事にしよう!

ライター収入は報酬×案件数で収入が決まります。はい、あたりまえです。月々こなせる案件数を最大化するには、労働時間を極限まで増やせばいいのですが、当方みたいに副業だとそれは限界があります。

そこで大事なことの一つが、案件獲得にかかる手間を最小化することです。営業活動は大事ですが、時間がかかるうえ、空振りしたら時間をかけてもそこから収益は生まれません。だから、当方は営業活動を「できるだけおこなわない」ことがライターの収入最大化において重要だと考えています。

ライターにとっての継続案件を増やすメリッ

そんなわけで、継続案件は次のようなメリットがあると考えています。

  1. 収入規模の安定と予見性の向上
     月の早いうちに収入が安定し、月収が見通しやすくなります。

  2. 営業活動の削減
    新規開拓のために時間を割く必要がなくなり、最大限ライティングをおこなうか、休む時間が確保できます。

  3. 反復性による作業の効率化
    どんな案件でもはじめての案件は時間がかかります。ライターを何年やっても、継続案件の方が絶対早くこなせます

  4. 関係深化に伴う調整余地の向上
    継続案件で相手との関係が構築されていれば、スケジュールの調整や交渉がしやすくなります。もちろん過度な依存は関係の破壊につながるため、誠意を持った対応は重要です。

当方の知識レベルにおいては、現在の収益トップラインを維持するうえで継続案件は非常に、非常に重要な意味を持ちます。毎月案件を下さるクライアントさまにはこの場で感謝申し上げます。

現在は当方の場合、案件のほとんどが継続案件というべきもので、以前書いたことある方からの追加依頼、もしくは月次でバルクで依頼してくださるクライアントさまの案件で構成されています。

そのため、収益規模は月次の早いうちに予見できますし、営業活動や応募は行う必要がありません。(このままいくと、今月2023年2月は全く新規案件を探さないと思います)

継続案件を獲得するために意識すること

現在では継続案件がほとんどになっているので「質の高い記事を書く」ことに全集中しているわけですが、かつては継続案件を獲得するためにいろいろ工夫していました。大したことではないんですが、意外と打率の向上につながっていたような気がします。

大量継続案件は単価面で多少譲歩する

継続案件を優先的に獲得することが第一。当方の場合は次第に単価で線引きしなければ回らなくなっていったのですが、基本的に継続を前提とした案件はその時の平均より低い単価でも進んで応募していました。

追加の営業やテストライティングの手間を考えたら、トータルその方が収益の向上につながると思ったからです。あくまで感覚的なモノですが、▲30%くらいまでは譲歩するイメージです。

継続案件を下さるクライアントさんの案件は丁寧に対応する

クライアントさんによって対応には差をつけないようにはするものの、やはり継続案件は大事にします。ただし「文章のクオリティ」で差をつけるのはルール違反だと思っているので、そこはどの案件も同レベルで大事にしています。

最も差が付くのは納品タイミングで、特に本数の多いクライアントさんの案件は優先的に手掛けていきます。(ただし単発でも遅延はさせないよう心がけています)

早めに高品質の記事を書く

継続が期待できる案件は、極力早めにクオリティも重視して書きます。当方の場合最速で1時間数千字は書くので、どの記事も1日以上かかることはあまりありません。(ただし手がける案件数が多いのでクライアントさんとは1週間程度の納期で握るケースが多い)継続が見込める案件はできるだけ早く、かつ手も抜かずに書いて優位性を獲得しようと努力しています。

修正が少なく早く記事が納品されるに越したことはなく、結果的に単発に見えた案件が「もう一個良いですか?」となっていくケースも多々ありました。

検収後に「追加の案件がありませんか」と連絡する

これがとても大事。通常クライアントさんはたった一つの記事だけ手がけようとしていることはレアケースです。誰に頼むかは決まっていなくとも、手元には多数の記事依頼があります。

だから、クオリティに満足頂いていることを前提とすると、本当は依頼する記事が「あるはず」なんです。少なくともその可能性はかなり高いと考えています。クライアントさんも、再度募集をかけて選定するよりも、すでにクオリティにおいて信頼できるライターに頼んだ方が手っ取り早いのは必然です。

たった一言「追加ありませんか?」と聞くだけで、すぐに継続化につながった案件は数知れず。中にはそこから数年単位で継続してもらっているクライアントさんもいます。

少し時間を経ってからもう一度連絡する

検収直後に聞いても返信がないからと言って、あきらめるのはまだ早いです。

クライアントさんの状況にもよりますが、記事のマネジメントが本業ではなく、例えばメインビジネスの片手間でオウンドメディア運営をやっていたなら、ライターのメッセージなんて一週間に一度くらいしか見ないかもしれません。それなら返信がすぐに来なくとも無理はありません。

もしそのクライアントの仕事が魅力的で、どうしても追加が欲しいなら、1~2週間くらいたったところでもう一度連絡してみましょう。

再連絡での継続案件獲得も、何度も経験しています。新規営業より絶対楽なので、やってみましょう。

副業で30~50万円くらいは継続案件の厚みで差が付く

継続案件の威力を感じたのは大体30万円~くらいのときです。この辺になってくると、当方みたいに本業がフルタイムでは、案件を追加するために作業をするのがとてもしんどくなってきます。

できるだけ営業活動に時間を割かずに、売上に直結する依頼案件への対応に時間を使いたくなります。そしてその意識により納品数が伸び、収益が拡大します。

そんなわけで継続案件のケアは本当に大事だと思っていますので、ぜひ実践してみていただければ。

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