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副業ライター月収60万円を達成するまで

自慢になるのですが、ライターの付加価値の証でもあるので言ってしまうと、現在当方の月収は60万円を超え始めています。2022年1月時点では20-30万円程度だったので、倍以上まで月収を高めることに成功しています。

フリーランスライター全体で50%が年収400万円以下

2019年のフリーランス白書によると、専業も含めたアンケートでも、50%くらいが年収400万円以下です。当方は2022年の副業年収は500万円ちょっとなので、一応上位に入るみたい。2023年はもう一つ上のレイヤーを目指したいですね!

出所:フリーランス白書(https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf

こちらのアンケートは専業込なので、限られた時間しかさけない副業で達成できたのは恵まれているな、と感じています。今回は簡単に月収60万円を達成するまでの工程をまとめてみました。

とりあえずクラウドワークスに登録したのがきっかけ

当方そもそもライターを目指していたわけではなくて、副業を簡単に始める方法として「クラウドソーシング」に注目したのが最初です。

ブログ運営、不動産投資、フランチャイズなどさまざまな方法を考えていたのですが、先に資金を投じなければならないのがどうしても嫌で、ゼロコストから始められる副業を探していました。

クラウドワークスに登録して、最初は「タスク案件」という単発でカンタンにできる仕事を隙間時間でやっていました。アンケート回答などはどうしても効率が悪く、自然とタスク案件にしては単価の高い「500~1,000円」くらいで「簡単な記事を作成する」案件を中心にトライしていくように。

2カ月目くらいでプロジェクト案件ならいちいち応募しなくても継続で仕事をもらえる場合があると知り初心者OKのプロジェクト案件を受注。最初の案件は1記事500円、文字単価は0.2円くらいで、日本中のイベントやテーマパークを紹介する記事でした。

月10万円=文字単価1円、月20~30本くらい

そこからしばらくは文字単価の高い案件に少しずつ応募していく流れが続きました。文字1円くらいになると「ちょっとした専門性」が要求されるようになってきます。

専門性といっても、趣味や経験で充分いけるものだと思います。私の場合最初に切り口になったのは「転職」でした。その時点で転職経験が3回あったので、転職ノウハウや転職した業界の紹介などの記事を書いたのです。

また、資産運用や金融の知識の流れで、不動産市場の記事を書いたのもこのころから。ただし当時は不動産投資自体はやったことなかったので、市場レポートなどを読んでまとめるなど、市場系の記事が中心でした。

このあたりで平均文字単価1円、案件数が月20本を超えてくると、月10万円が見えてきます。ライター始めて半年くらいでいたかね。その後、20→30本と増やす中で、月10万円台後半くらいまでふやしたのですが、その折、本業の転職活動に力を注ぐために、半年ほど充電期間を持ちました。

月20万円はほとんどクラウドワークスだけで達成

今の仕事を初めて少し経ったところで、再び副業を始めました。本業年収が上がったので、月10万円台では本業収入対比で妙味がうすいという謎ロジック?から積極的に収入を高めることにしました。

といっても月20万円を超えるまでは特に難しいことはなく、ひたすら文字単価の高い案件を積極的に受けていくことでした。ただこの頃から専門性の要求レベルが上がってくるのを感じ、ここまで経験値の高かった転職や資産運用関連にフォーカスして積極的に応募していきました。

また、この頃はBtoB案件といわれる、企業むけのアプリ・サービスやマーケティングなどを紹介する案件にヒットするようになりました。

二つの高単価案件が、さらに上を目指すきっかけに

今思うと積極的に応募していく流れの中でチャンスをもらったに過ぎないのですが、この頃に受注した二つの長期継続クライアント様が、その後の安定収入、収益向上に大きく寄与しています。

いずれも1記事あたり万円単位の契約で、かつ数年にわたり継続的に記事を納品しているのですが、ちょうど、初めて案件をもらったのはこの、月収20万円くらいの時でした。一つは起業やスタートアップ向けのサービス紹介、一つは不動産投資(といいつつ、さまざまな市場関連の記事)です。

副業で20万円を超えるとなると、記事単価1万円~を目指すことになるため、単発の案件を一つ一つ応募していると時間が足りません。そのため、このような継続クライアントさまからの案件受注がとても重要になってきます。

2022年に入って30万円を突破

20万円で横ばいの時期はしばらく続いていたのですが、今年に入って徐々に自己営業をするようになってきました。このころになるとクラウドワークスでの20%の手数料が負担になってきたため、継続性が期待でき、かつ単価でも競争力のあるメディアに自分で応募するようにしていきました。

一方でクラウドワークスでいただいた案件は、もちろんそのままクラウドワークスで受注を続けていきました。

ほとんどが継続案件という状態になっていて、1クライアントで10万円~数万円程度のクライアント様が複数件いた状態。その多くは今でも案件をもらっていますが、手数料控除後1円台の案件があったので、それらは30万円より上に行く際には淘汰せざるを得ませんでした。

2022年から不動産投資はじめました。

ライターを継続する中で「資産運用」と「不動産投資」は単価が高くニーズも強い印象がありました。その時点の継続クライアントさまのなかにも不動産投資を手掛けているメディアがあったため、不動産投資に可能性を感じていたのですが、当方はその時点で不動産型クラウドファンディングしかやっていなかったので、手がけられる案件が限られる状況でした。

というわけで、というわけではないですが、ちょうど興味があったので、2022年から不動産投資を始めました。区分マンション投資はやってる人が多そうなので、あえてアパート一棟を買ったのです。まだ30代で人生長いので自己資金を抑えてリスクを取ってチャレンジしています。

不動産投資は想定以上にライター案件に好循環して、2022夏ごろから不動産投資記事の案件を多く受注できるようになりました。これが2022年の副業収入の底上げに大きく貢献しています。

2022年内で一気に月収を+30万円底上げ

2022年初は月収30万円前後というところでしたが、積極的な直接営業と、不動産投資案件やBtoB案件の獲得により、2022年は毎月のように「昇給」していきました。

かつては50万円が副業の限界と思っていたのですが、あっさり超えて、直近の最高記録は約65万円です。次は2023年にわたってできるだけこの高水準を維持したいと考えています。

今の状態をまとめるとこんな感じ

  • 月当たりで30~40本くらいの記事を執筆

  • 不動産投資、資産運用、起業、転職がメイン領域

  • 時折クラウドワークスで新規応募もするが、継続クライアントさまが10件くらい(クラウドワークス経由、直接合わせて)

副業月収100万円にむけて

こうなったら月収100を目指そうというのが今の目標です。もう執筆本数は増やせないので、もし請負ライターだけでやるなら更に単価を上げるしかありません。ただ、明記はしないですが単価はかなり高くなっているので、簡単なミッションではないと思っています。

もう一つの方向性としては、このnoteのように情報発信で収益をえる方法でしょうか。ライターの仕事はどうしても単価×労働投入量が収入の変数となってしまうのですが、当方の労働時間はもうパンパンなので、おいておけば収入になる仕組みを作れないかな、というのを最近すごく考えています。

ここは当方自身もまだ未開拓の領域なので、今後アップデートがあればシェアしていきたいと考えています。

今回は伊藤のここまでの軌跡を簡単にまとめてみました。こうしてみると結局大して特別なことはしてなくて、継続しながら徐々に単価を上げていった地道な活動です。ただその分、特殊スキルがなくてもマネできるやり方でもあると思っています。

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