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[サッカー×本]サッカー戦術の最前線 試合を観るのが10倍楽しくなる編!!

サッカー本紹介第一弾!!

 どうも、こんにちは!
 この投稿からサッカー×本企画と題して色んなサッカーに関する本を紹介していこうかなと思います。そして記念すべき第一弾は、結城康平さん著、サッカー戦術の最前線という本です!

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 著者の結城康平さんと言えば、サッカーに関する様々な本を書いており、翻訳者としても本を出版されているぐらいのサッカーに詳しい人なら一度は聞いたことのある方なのではないでしょうか。今回紹介する本では、サッカーを見始めた方、初心者へ向けた本となっています。
 確かに、特に欧州サッカーを見ているとなんだかよくわからない単語が聞こえてきたりしますよね。ポジショナルプレーだの偽サイドバック、ハーフスペースや5レーン理論、挙げればキリがないほど聞きなじみのない用語があります。そうなるとなかなかサッカーって難しいのだなあと思われてしまっても仕方がないですよね。そんな点を解消するべくこの本はそうした初心者の方でも読みやすいたくさんの工夫がなされています。また、なんとなく言葉は知ってるよ、というサッカーファンの方でも今一度、用語のきっちりとした理解や戦術とはなにかに触れる貴重な機会にもなると個人的には思うので、初心者だけでなく、幅広いサッカーファンに読んでほしい一冊だと思いました。
 本の内容についてはYouTubeの方で取り上げているのでここではあまり大きく取り上げません。このnoteではこの本のおすすめポイント、レビューを中心に進めていきます。

本レビュー、おすすめポイント

 まず、この本の最大の特徴は初心者向けに配慮がされているという点です。この書籍の中では、漫画が入っており、物語形式、対話形式で進むので非常に読みやすくなっています。とっつきやすく、登場人物と一緒に学んでいけるところはこのような戦術について書かれた本の中ではとても珍しい、親切な本になっています。
 また、もう一つ大事な点が、図も多く入っているのでとても理解しやすくなっています。サッカーでの用語や現象、事象というのはなかなか言葉だけでは100%伝わりません。図があってようやく、そういうことだったのかと気づかされることも少なくありません。特にサッカーについて元々詳しくない人にとってはありがたい構図になっています。
 この2点がこの本の特徴になっています。戦術というものがうまく伝わっていおらず、なんとなくハードルが高いとレッテルを貼られているところを会話形式という斬新なやり方で、図も多く用いながら解説してくれているので詰まることなくスムーズに読めるようになっていました。これらの点から間違いなくお勧めできる書籍でした。

元々ある程度知っている人には向かないのか

 「ポジショナルプレー」や「ゲーゲンプレス」というのがどういうものかすでに知っているよという人に対してもお勧めできる場合があります。
 その理由としては、一つ一つの用語を知っているとはいえ、その言葉の背景や言葉の持つ意味というのまでは理解していないことがあります。自分もそんな部分があってこの本を読んでより深い理解へと繋げることができました。本の中でフォーメーションの歴史、戦術の歴史について触れるページがあります。さらになるべく情報を減らさずに著者の方は書いてくださっているので、サッカーの戦術について少しは知っているよという人でも十分読む価値のある本だと個人的には感じました。

まとめ

 最近のサッカーでよく聞く様々な用語や言葉を知って、理解できればこの本の表紙や帯にもある通り、試合を観るのが10倍楽しくなるのも過言ではないしょうし、0-0の試合なんかおもんないやん、というところから選手の動き、試合の流れが掴めてきて楽しめるレベルにまでなれると思います。ぜひ一度この本を手に取って見てもらいたいです。
 ということで今回は結城康平さん著、サッカー戦術の最前線という本を紹介しました。次回またサッカー×本第2弾でお会いしましょう!!

 それでは!👋

追記

 なんとこの本を取り上げたツイートに結城康平さん本人にも反応していただけました。畏れ多いですが戦術に対しての理解をもっと深めていこうと思います!!

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