非日常の日常が帰ってきた
スポーツを生業としていると、それが非日常であることに対しての感覚が麻痺してくる。自分にとってスポーツは日常であっても、いざ失われてみると「祝祭性」を持った特別な空間であることを思い出させられる。同時に「Essential」なものでは到底なく、あくまでただの「余暇の過ごし方」であることを痛感する。そんな1年間だった。
九州で合宿をしていた時、中国で新しい風邪が流行っているらしいと冗談交じりに笑っていた。そこからあれよあれよと状況は悪化する。
自分のキャリアの節目として過ごす