20230623配信 この時期、聞かれた記憶のある質問

公務員志望者各位

 二次対策に向かうとき、勘違いは致命傷です。昨年のこの時期によく聞かれた質問をまとめておきます。必ずしも正解とはいえませんが、私なりのアドバイス。参考にどうぞ。

・裁判所の面接を受けるが、法律のことを聞かれるのか?
⇒関係無いです。裁判官や調査官の面接ではありません。それよりも、志望動機やガクチカの深堀対策、自身の長所やそれが活きた場面、短所や改善するための努力、これらをしっかりと説明できるように。また、気になった判例とその理由を用意しておきましょう。 

・裁判所の面接を受けるが、業務内容のことを聞かれるか?
⇒ビビりすぎです。裁判所は裁判が行われるところ、警察ドラマでよく見る逮捕状を発行するところ。これで十分です。それよりも、カードに書いてあるご自身のディープなところを言語化できるように。

・国般の志望理由は、志望官庁に寄せるべきか?
⇒寄せてもOKですし、一歩引いて、国家公務員になりたい理由でもOKです。大事なのは、なぜ地方自治体ではなく国家なのか?です。

・都庁や特別区では1分のプレゼンタイムがあるのか?
⇒ほぼ確実に。恒例行事です。昨年は福井県でもありました。カードとは別ネタを用意しましょう。

・経済学部だがノンゼミ派。学業は何を書けばよいか?
⇒一番好きな科目で構いません。できれば学教ではなく専門で。理由も必須。なお、なぜノンゼミか、なぜ卒論書かないのかは説明できるように。

・国専と国般で官庁訪問の時期は違うのか?
⇒違います。通常、国専は一次試験合格後、二次試験を受験します。その後もしくは二次の合格後から職場訪問です。国般は一次発表直後から官庁訪問の予約スタートです。二次試験の前にも官庁訪問日が組まれています。志望度が高い官庁は二次試験前の日程で訪問しましょう。昨年の4年生は、二次試験前の官庁訪問で内定を貰っています。

・説明会と官庁訪問は何が違うのか?
⇒説明会では面接は行われません。(ただし顔チェック、個別説明や面談と称した面接はしているという噂です。)官庁訪問は面接試験です。官庁訪問で内定を取らなければ採用されることはありません。

・逆質問は用意しておくべきか?
⇒国般の二次で聞かれることはほぼないです。総合・国税・都庁・特別区はあると聞きました。県もほぼないですが、用意だけはしておきましょう。市町は必須です。逆質問は別途特集します。

・回答を短くしようとすると、伝えたいことが伝わらないのでは?
⇒質問するのは面接官です。しゃべりたい欲求はわかりますが、面接官も時間内で判断をしなければならないため、聞きたいこと、確認したいことがたくさんあるのです。

・一次の結果を見るまではやる気がでない。一次がダメだったら面接対策の努力が無駄になるのでは?
⇒もし、一次がダメなとき、面接対策の努力が無駄と思うなら、それは努力では無いと思います。一次がダメだったら7月以降の試験や民間に向かうはず、まだまだ面接は続きます。今からしっかりやっておくことは絶対に無駄にはなりません。

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