片付けられない女
わたしの母は多分「片付けられない女」である。
実家はわりといつも散らかっていた。
子どもの頃はそれが当たり前。
実家を出て、一人暮らしをしてから実家がいつも散らかっていると気づき始めた。
それでも母がまだ若いときはなんとかなっていたのだ。
先日帰省したとき、
居間が散らかっていて衣類があちこちに鎮座(洗濯済、畳んでおきっぱ)。
これ一度しまったら?と母に提案するも拒否(なぜ⁉)。
お父さんも昨日片付けろって言ってた(キレてた)じゃん?というと無言で棚の足元にギュッと押しやる(マジか)。
我慢できずにこれ誰の服なの?とひろげると父の冬用の農作業着。
もしかして父が入院した1月からここにいたんかお前たち。今9月やぞ。毎回ギュッと押しやられながらいたんか。
…我慢できず、私が片付けた。(母、嫌だったかなあ)
キッチンの棚やテーブルはモノでいっぱい。
当然床にモノが置かれ、お得意の「ギュッと押しやる」である(白目)
言いたくないけどゴミ屋敷の10歩前って感じ。
母も高齢なので、体力も気力も落ちるばかりだし、改善は期待できない。
私達子供が片付けたり、そのうち業者入れるしかない、、、。
片付けをしつつわたしもまた母のその遺伝子をうけついでいるのだと思ったら。戦慄が走るよネ。
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