[主夫になった父]9ヶ月間の変化

去年の4月。父が早期退職しました。朝は8時出勤。残業がある時は夜遅くまで働いていて、家に帰るとビールを飲んで寝てしまう。そんな状態でした。

そんな父が夜ご飯を作るようになりました。はじめは、ホットサンドやサラダ、うどんなど、簡単にできるものが多かったのですが、

だんだん

青椒肉絲、グラタン、麻婆豆腐、鍋などなど。
しかも、味噌汁や副菜もちゃんと作るようになり、バランスの良い食事を意識して作ってくれるようになりました。

さらに、洗濯干しやとりこみ、お風呂掃除など積極的に他の家事をするようになり、買い物もよく行くようになりました。

わたし、実は父と仲があまりよくなくて(反抗期でしょうか)。全然口を聞こうとしなかったし、仕事から帰ってきてぐーたらしてる父を見てみて、なんもしてないじゃん!とか思っていました。母もパートで働いていますが、母が基本毎日夜ご飯を作っていました。

そんな父が楽しそうに料理をしたり、家事をしていて。こっちまで嬉しくなってしまったり。

「今日の夜ご飯何がいい?」
「お肉余ってたよ?」
「じゃあ、肉炒めにしようか!」

自然に会話も生まれるようになって、気づいたら普通に話せるようになってました。

わたし、4月から社会人になり、朝の早い仕事をしています。仕事をするとすごく疲れること、帰ってくると何もやる気をなくしてしまって、休んでしまうこと。

あ、お父さんってこんな気持ちだったんだ。そりゃ、ビール飲んで、寝ちゃうよね。わたしも仕事から家に帰ったら、何もしてないし、できないや、、、

父への理解が足りなかったんだなと反省すると共に、父や母への感謝と敬意を感じました。

仕事から帰ってくると、夜ご飯の準備ができてあって。
「kasumiがもうそろそろ帰ってくるだろうから作っておいたんだよ?明日も朝早いでしょ?食べちゃいな?」

と、毎日17:00には夜ご飯を完成させて父が待っていました。

帰ってくると暖かいご飯がある。すごくうれしいことで。
さらに、最近はコロナもあって外出も出来なくて、自然と家族の時間も増えるようになって。
ある時は家族で庭でバーベキューをしたり、焼肉したり、自家製チャーシューを使った本格的なラーメンを家で再現したり、ついたお餅を食べたり。

私たち家族をつなげているのはごはんなんだなと思いました。

そんな父も再就職先が決まり、今はパートで働きに行っています。

家事は基本父と母、時々わたしがやっています。わたしの頻度、上げられるようにしたいな。そして、これからも、家族との時間、夜ごはんの時間を大切にしたいと思いました。

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