散り残る梅や江藤新平の首

前回の記事は日本語がおかしかったですね😢
ここで負担にならない範囲で俳句を投稿していきます。よろしくお願いします。

2022年3月27日の俳句
散り残る梅や江藤新平の首

解説
近所の梅の花が咲き始め、少し肌寒い中にも春の訪れを感じております。
その中でも少し早く咲いてしまった一部の梅の花は散り始めています。今回はその風景に注目してみました。

解説2
初代司法卿で知られる江藤新平さんですが、佐賀の乱を起こして梟首されております。

大河ドラマ「青天を衝け」で主役だった渋沢栄一も
「江藤新平は学問があってとにかく頭が良い。しかしながら礼をわきまえなかったばかりに佐賀の乱で身を滅ぼしてしまった。」
と評価していたそうです。(昔勉強したことなので間違っていたら悪しからず、、。)

このようにどこか悪人というイメージがついてしまっている江藤さんですが、職務司法制定や民事慣例類集などを作成した事実からも、彼の司法に対する熱意は凄まじいものだったことも同様に知られています。
彼はどのような社会を夢見ていたのでしょうか。
そして梟首される直前、彼はどのようなことを思っていたのでしょうか。
きっとまだ散ることができないと思っていのではないでしょうか。

まだ散ることはできないと必死に枝にしがみついている梅とまだ死ぬわけにはいかないと思いつつも志半ばで倒れた江藤新平との取り合わせを味わって頂きたいです。

白南風