旱星あかちゃんポストより無音
俳句
旱星あかちゃんポストより無音
解説
子どもたちの悲しいニュースを見ると本当に心が痛みます。子どもの貧困や虐待など、最近では友人から育児について干渉され、、、
など、書いてるだけでも心が怒りで震えてくるようなニュースがありました。
一昔前ではコインロッカーベイビーという社会問題がありました。
そんな問題が社会の中にあったため、ある病院が作ったものが「あかちゃんポスト」になります。(数年前に聞いた話なので、間違っていたら悪しからず。。。)
解説2
今回の作品は
「あかちゃんポスト」というワードと「旱星」という季語の取り合わせを味わって頂きたいです。
旱星は夏の夜に浮かぶ赤い星のことですね。過去の先輩方は旱星を不吉な星として嫌ったそうです。旱星が上がってると皆シャッターを閉めたとか。(これも聞いた話なので悪しからず。)
不吉な赤い星が照らしているあかちゃんポストからは「泣き声」も「笑い声」も「誰かを呼ぶ声」もせず、ただ静寂な「音」が聞こえる。
そんな光景を描きました。
白南風