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自己肯定感を高めるために…

小学校に入学したら、お子さんはいろいろなことを「学習」「経験」していきます。その「学習」「経験」をより有意義なものにし、自己肯定感を上げるために、「できること」「やってほしいこと」をお知らせします。
① 学校から返される「学習したプリント」どうしたらいいの?
② 図工の作品「工作」「絵」全部取っておく場所がない?
③ 「マラソンカード」「本読みカード」などの「記録カード」どうする?

①プリントはファイリング

小学校は、「プリントに記入して学習する」ことが多いです。中学、高校では「ノートに学習を記録する」+「プリントの資料」「プリントに記入する」と学習を進めることが多いですが、小学校、特に低学年は「ノート」よりも「プリント」を使っての学習が多いです。1年生は、1学期に「ひらがな」「カタカナ」を学習するまでは、ほとんど「ノート」は使いません。「ひらがな練習帳」「カタカナ練習帳」などを使います。学校で学習した「プリント」は、担任の先生によってその処理の仕方が違います。
・ その都度、家庭に返却する
・ 学校で「紙ファイル」に保存し、学期末に返却する。
どちらにしても、ファイリングをしてリビングのどこかに重ねていきます。だんだんプリントが積み重なって「取り組んだ分だけ高くなる」です。
「高さ」が「目に見える」ことが重要です。「自分の努力」が「見える形となる」ことで、「達成感」を持ちます。「プリントの間違いなおし」をさせるよりも「努力を実感させる」ことの方が「自己肯定感」を高めます。

②写真にとってファイリング

図工の時間に制作する「立体作品」低学年のうちは「空き箱」「ペットボトル」などを使って製作され、比較的「大きな」作品になります。「絵」も机の大きさの紙にクレヨンや絵の具を使って大胆に描くことが多いです。一定期間学校で飾った後、自宅に持って帰ってくるのですが、置き場所に困ります。
自宅で一定期間、飾ったら「素敵な作品だった」「お母さんは大好きよ」と作品を親子で「鑑賞」し本人の制作の過程を「賞賛」してから「写真にとって残しておこうね」と本人の「確認」「納得」を取って写真にして保存します。いつでも「見返して」思い出すことができるので、実物を処分しても「大事にしていってくれる」と思います。

③ ポケットファイルに保存する

100円均一ショップなどでA4サイズのクリアポケットファイルを買ってきます。それに②の作品、③の「頑張りカード」など、どんどん入れていきます。分類は不要。もらってきた順にどんどん入れていきます。コメントを入れるのであれば、「コメントメモ」も一緒に入れます。

まとめ

これは「ポートフォリオ」という取り組みです。「ポートフォリオ」の良い点は、「何度も見返せる」ということです。学校でのいろいろな「経験」「学習」の中から、「頑張ったこと」「頑張った学習」「気に入った作品」など自分にとって「達成感のある」「素敵な」ことを繰り返し見ることができ、思い出すことができます。何度も思い出されることが「上書き」されていきます。1年間たった時、「失敗した記憶」「うまくいかなかったこと」よりも、何度も思い出した「達成感」「うまくいったこと」の方を覚えています。自分の「良いところ」「頑張れる力」を自分で「確認」し「自分を好きになる」ことで「自己肯定感」が上がります。

おまけ

自分だけの「ポートフォリオ」の「取組」は大人にも有効です。ぜひ、お子さんだけではなく、保護者の方もお試しください。


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