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コワーキングスペース運営を成り立たせるために【コワーキングスペースは三つの要素からなる】

開業前にまずは、自社とコワーキングスペースを両立させたときどのような化学反応が起きるかを考えた。

化学反応にも2つの種類があって、まずはメリット、そしてデメリットの2つがある。

私の会社では会計系のコンサルタント事業やバックオフィス支援事業があったので、コワーキングスペースで開業や、法人設立が出来るといったメリットを上げていく。

そして、たくさんの人と出会えることでクライアントや利用者が共にビジネスを盛り上げるための仕組みとして場所を貸すというシナジーを考える。

しかしながら、デメリットは客のついていない状態で家賃を支払うことや、受付のための人を雇ったり、今ある事業の整理をある程度行って、すべての事業がうまく回るように考えないといけない。

自社の「資源配分」と「選択と集中」を中心に考えた。

これはかなり後に後述することになるがとにかくコワーキングスペースを成り立たせるためにはただの「場所貸し」では成り立たないことがわかる。

現状の強みや本業がありつつコワーキングスペースを運営するのが一番最適コワーキングスペース運営になる。

「コワーキングスペース」の意味は三つの要素からなる
分けると「コ・ワーキング・スペース」となる

コ(共同) × ワーキング(仕事) × スペース(場所)

この三つを意識して初めてコワーキングスペースが成り立つと考えています

中心街などでコ・スペースでワーキングが抜けていて特色がないところをよく目にする。大手の場所貸しビジネスやシェアオフィスに近いようなもの。

これはやはり資本を持っている強みがあるのである程度成り立つが、イチ個人がコワーキングスペースを運営するとなると資本がないため価格や立地で勝つことはできない。

とすれば、自分の事業の延長上にコ・スペースを作ることがもっとも大事なのだと思う。

プログラマやWEB関係の仕事と相性が良いようでこちらもよく目にする
これから先、WEB関係の仕事はなくなることはないがそのうち淘汰されるだろう。

とするならば、コワーキングスペースという自分自身の拠点をもっているワーカーは有利に働くように感じる。


KRN株式会社 代表取締役
経営コンサルタント 齋藤健太郎
コワーキングスペースBOX-VASE オーナー
https://www.box-vase.com/

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