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生命のアヴァリティア

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世の中や社会で起こっていること。あるいは極々身近な範囲や関係性の中で起こっていること。ワークデザイナーとして、生命体としての人の可能性に向き合ってきた筆者が、様々な出来事を根源的…
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2019年12月の記事一覧

Epicross4. 自分自身と向き合うということ

自分自身と向き合うときがある。 それは何か壁にぶち当たったときかもしれないし、何か外的なキッカケで生まれたタイミングかもしれない。 内省、内観、自分探し、自己理解...etc いろんな言葉で表現される「自分自身と向き合う」ということ。 自分と向き合ったその先に、自分を識る瞬間があるということ。 自分を識ったその先に人は何を見るのか。 そんなことを考えてみたい。 自分自身に出合う旅自分自身と向き合うということは、途方もない旅である。 自分自身と向き合った結果出合

Epicross3. 人の想いを汲むということ

人は想いを汲んでもらいたい生き物である。 さらに、人の想いも汲みたい生き物である。 ただ、人は人の想いを汲めない生き物であり 人の想いを汲めると思っている生き物である。 人の想いを汲むということ。 本当にこれができたとしたら、どれだけ人間関係が円滑になるだろう。 どれだけ普段の生活が幸せなものになるだろう。 人の想いを汲むということ。 それは幻想なのかもしれない。 あるいはもしかしたら希望なのかもしれない。 関係性が希薄と言われているこの世の中の中で、この「想

Epicross2. 解釈という名の未来予測

「印象でものを語るな」と言われる。 それは印象というものは事実ではなく、その人がしている解釈だからだと。 アドラー心理学でもNVC(非暴力コミュニケーション)でも、事実と解釈の分離をすることが、円滑なコミュニケーションや正確な捉え方をするにあたって必要とされる。 実際に印象や解釈をベースにしたコミュニケーションによって起こっている問題は多い。 非対面コミュニケーションの限界 チャットベースのコミュニケーションツールやSNS投稿において、炎上や議論の紛糾など後が絶たない