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#15 お金=giveすること

僕らは、赤ちゃんで生まれ、そして義務教育を受ける。その後、高校、大学へと進学する人も多いだろう。

しかし、日本で普通に暮らしていると、学生から社会人になるタイミングで、多くの方が迷子になる。

なぜなら、生きていく上で、【お金】とは切って切り離せないものであるにも関わらず、僕らは、何も知らずに社会に放り出される。

いくら、勉強して、いい大学(世間の人が言う)に入ろうが、全く関係ない。0からのスタートなのだ。

では、一体、お金を得るとは、どう言うことなのだろう?

その答えは、giveだ。人に与えて初めて、その価値との交換として、お金を得ることができる。

しかし、この当たり前のことが、あまり良く分からない。

それは、学校教育とは、常に、与えられる教育だからだ。誰かから何かを与えられ、何かを学ぶことになる。

宿題。テスト。研究...
すべて、誰かから与えられたものだ。
自ら、主体に考え、誰かに与えるということをしてこない。

しかし、社会人になったタイミングで、急に誰かに何かを与えることを強いられる。

会社に入って、お給料をもらうと言うことは、会社のために自分の時間を与えるということ。

アスリートは、どれだけ多くの方に、刺激や興奮を与えられたかどうかで、収入が変わる。

芸能人もそうだ。エンタメもそうだ。
そこには常に、どれだけ多くの人に、【楽しい】という価値を提供できているかが大切なのだ。

つまり、人に何かを与えることができない人は、必ずいつか破綻する。

例えば、宝くじで、急にお金を得てしまった人は7年以内に9割は破産する。

詐欺によって、お金を得た人は、一瞬はお金を得ることにはなるだろうが、必ずそこには終わりがくる。

これが、世の中の原理原則なのだろう。
お金とは、いかに自分が多くの人に与えることができたのかという、単なる結果に過ぎない。

だからこそ、子供の時から、与えることの大切さを、教えてあげる必要があるのだと思う。

一体、自分は誰に何を与えることができるのだろうか?と!!

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