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皆様の 笑顔を守るリストラーズ 

リストラーズに出会ってから 日常のなかでも笑顔が自然に出るようになっている。

ツライ時でも 疲れきって帰る途中でも 混んだエレベーターを譲るときでも 自分に余裕がないんだなと気付き、笑顔を贈る機会が増えた。 

「皆様が笑顔になれる時間/空間の提供を目指して」
という活動指標を ファンならご存知だと思うが、一見 かたそうな言葉は
歌や踊りだけでなく Webサイトやyoutubeの概要欄、彼らの存在そのもの
にも貫かれている。 

近年のお笑いに時々ある 誰かを貶めるようなことや 過剰な言い過ぎで
からかう言動は一切ない。それは筆者だけでなく 彼らの動画を見た人たち
を安心させながら 笑いの渦と感動に投げ込む秘訣なのだろう。
 

笑顔というと 一番に思い浮かぶのは、野村さん。

アイドル路線はもちろんだが、歌っていらっしゃるときの最っ高に楽しそうな笑顔の虜になったかたは数多くいらっしゃると思う。
見ていると 自然に揺れ出してリズムに乗ってしまい、その時点で巻き込まれマジックに掛かっている。

在宅動画で 無観客 椅子にひとり座ったままで あんなに全力で楽しいー!
を発信できるなんて 本当にスゴイ人だと思う。

一度自分でやってみると分かるが、笑顔のまま歌い続けるのは けっこう難しく 口角を上げる表情筋を使う分 発音が甘くなる。
歌う以外に集中力を分散させることにもなり 筆者が試すと 途中で笑顔の
ほうを忘れてしまうこともたびたびだった。

さらに直前に 気持ちのテンションを最高レベルまで引き上げておかないと ああいうふうにできないようだ。
ミュージカル演者やアイドルは それなりの訓練をなさっているのだろう。

冷静を装ったごたくは もういい。これだけ主張しておく。
野村さんの全力 ニコニコ笑顔が 大好きなんですっ!!

こほんっ
では 少し頭を冷やして メンバーそれぞれを見ていこう。


まずは 澤田さん。
歌の最中に オモシロ笑顔というべきか(褒めてます)「ブーメランストリート」で 三角ブーメランを マイク代わりに持って振り向かれたときの
「へんがお」笑顔。

「赤鬼と青鬼のタンゴ」でも ご自身が笑顔になるというより 見ている人が 思わず吹き出してしまうような 笑顔メーカーな部分が印象に残る。
いつも どうすれば 楽しませることができるか どこまでもチャレンジなさっているよう。
こってり系のラーメンのような暑苦しさとともに サービス精神の権化のように感じている。これ、全部 褒めていますから誤解なきよう。

 

加藤さんは
リサイタルでは弾け倒すかたのように思うが、アップの多い在宅動画では
ファンがよく言う「すん顔」が規定路線。
しかし 元祖アイドル 加藤さんのことだから 戦略的に 計算のうえで そうなさっているに違いない。

その証拠というと反論が出そうだが、例えば「恋人はサンタクロース」の
雪だるま帽子姿で ほんの一瞬 チラッと見せられる笑顔。
このあたりは 巻き込み型の野村さんとは真逆の効果があって 最小限の笑顔で ファンを盛大になぎ倒される。
これはやられるよねーと 野村さん一途の筆者でさえ思う。

ここで少しだけ 麻雀のほうでお見掛けした笑顔にもふれておきたい。
切れるオトコと見える以外に 他の人のために自分の時間を使うひとという
印象が残った。

多趣味であり もともと貴公子と言われる加藤さんだが 実は周りに気を使わせるより ご自身が先回りして気配りなさるかたという印象。
Xなどの こまめな返信にも表れているが 音楽活動以外の表情には また別の
加藤さんが見える気がしている。
 


次に 草野代表。
いちばん印象に残っているのは、実は「時には娼婦のように」の笑顔なのだ。
リストラーズには 男性の色気を感じたとしても 官能のようなものはなく
太陽が似合うというか 明るさと爽やかな透明感のほうを より強く感じ
取ることが多い。

が、この歌はギョッとするような大人の妖艶な世界を歌っている。
曲の一番は 男っぽさ全開の澤田さんが歌われるが、妖しい雰囲気を醸しながらも、ギリギリ 20代前半の妖しさで とどめていらっしゃるように思う。

これは 澤田さんが20代前半という意味でなく、セクシー路線でいうと
まとわりつくような いやらしい感じが少ないという意味。
仮に 若い女性であっても 近くに来られても大丈夫だ 安心できると思え、
許せる範囲の妖しさなのだと思う。

2番の歌詞は更に妖艶さが上がるので、女性客に 拒否反応なく聴いてもらうには、工夫が要る。もちろん もっと濃いほうが好みというかたには 原曲の黒沢さんくらいまで行ってほしいという要望もあるだろう。
が、客席に子ども達がいるかもしれないことを考えると そのギリギリ加減は意外と難しいのではないか。

色気を 前面に押し出しているようでいて 少しだけテレが入る笑顔が うまく作用している。ご本人のキャラなのか 狙い通りなのかは メンバーに訊いてみるほかはないのだが。 


大西さんの笑顔も 印象的だ。
ベース担当で たとえ身体をかがめてマイクさばきをしてしまうほどの技力があっても たびたびは なさらない。安定した低音でリズムをキープするのがお仕事の主力だから 笑顔のサービスには期待しないでおくのが通常モード。

その分、オフの笑顔やB面動画でのハジケっぷりに 圧倒的なギャップ萌えで攻めてこられる。いや、わざと攻めるのではない。戦隊ものの概要欄を理解できないまま拝読するに 「オタク」っぽさからの自然体というべきか。
これ ふつうに 褒めてます。

根がマジメで なぜかニッチなところにこだわりやすく 探求と追及に時間と情熱を惜しまない。
嬉しいときや 楽しいときには 素直そのものの心が 表情や文章にこぼれて
あふれてしまうのではないかと思っている。

想像に過ぎないが、ご近所のお年寄りや子ども達に人気のキャラでは?と
思わせる ほんわか笑顔。ベースの凄さだけでなく それに うっかり気付いて
がっちり魅かれるファンは多いと思う。 


ラストは 上村さん。
このかたの笑顔は ギャップ萌えの権化だ。
常に 誰より忙しそうなボイパ担当時は 振り付けがちょっとお留守になっても全力集中。
が 「あ、振り、間違えた!」という心が普通に表情に出てしまう。

ボイパ技術の最高度は 語れるかたに丸投げするとして、笑顔なら語っていいだろう。

筆者個人の考えだが、在宅動画は 上村さんにとって 一番 苦手なことかも
しれないと思っている。
研究と修練を重ねた技術を駆使し曲全体を支え、 正確に刻んでいくのだから カメラ越しの視聴者に向かってのサービスや あれこれを考える時間はない。

むしろ もともと表情に注目されるのは 苦手と思っていらっしゃるようにも
見える。もしご本人が「後ろ姿で撮影されたほうが よほど集中できて完璧
なんだが」くらいに思っていらしたとしても 納得できる。

が「間違えた!」の笑顔の時より破壊力があるのは、オフっぽい時の笑顔。「Bittersweet Samba」おまけ部分で見る めちゃくちゃ自然な笑顔だ。

更に言えば バラをくわえた写真の目、右と左の目に映る表情に差がある。
他のメンバーから 
「これは動画を創るための記念撮影なんですよ。必要なんです、ね?」などと勧められたあげくの撮影。
一生懸命テレを抑え、「バラをくわえてカッコつけるのが必要なんだ」と
自分に言い聞かせているかのような微妙な心のうち。

もちろん筆者の想像に過ぎず、そうは見えないと反論されたとしても 右と左の 目の表情違いは明確で 何かが透けているような気がしている。
リストラーズが エンターテイナーの集団であることを考えると、素直すぎる笑顔を当たり前に撮られてしまうことに 上村さんの稀有さが表れているように思う。 


さて、笑顔を材料に書こうと思ったら あまりに長くなってしまった。

ちなみに 筆者の最推しさんに特化しないよう 気持ちを抑えるのにも
なかなかチカラが必要だった。
努力が実ったかどうかは さておき、結論だけ書いておこう。


笑顔は伝染する。
なぜなら 笑顔は 本人のものではないから。 
フランスのお母さんが子供たちに教える言葉がある。

「笑顔は あなたのものじゃないのよ。
   あなたの笑顔を 見る人のものなんだから。」と。 

今日も 明日も その先も 見る人に笑顔をプレゼントできる自分でありたい。


< 笑顔にさせてくださって ありがとう!   
             だから 笑顔で 今日をすごします > 

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