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as for リストラーズ 理系の人と 感性

リストラーズメンバーは きっと頭がいいかた達だろうというのは ファン
なら思っている。
筆者も 卒業された大学名を知らないうちから なぜかそう感じていた。
 
理系・文系問わず「知性がある」という言葉には いろんな意味が含まれて
いて 単に勉強ができることを「かしこい」とは言わないときもある。

ひとの気持ちを量れたり、周りとの調整ができたり。
言わなくていいことは飲み込んだり、言うべきときには言ったり。
責任をきちんと果たしたり、信頼を勝ち得ていたり。

人間関係も含んだものを「知性的」だとか「賢い」とか「聡明」だとかいうのではないだろうか。
 
理系の勉強のことは さっぱり分からないが、好奇心が強くて いちど気に
なりはじめことは追求せずにいられない  所謂 凝り性な傾向を持っていらっしゃるようにも思う。
 
時折リアルで お目にかかる「ザ・理系」という方たちの印象は、男女に関わらず 何となく少しずつ似ている。
 
「すぐには話さず相手を観察される」「最初は言葉数が少ない」
「話すと説明がチョット長め」「専門分野だと難しい言葉がバンバン出る」
「話したあとで伝わったかどうか 心配そうにしばらく黙る」
「分かるレベルの相手じゃなかったと途中で気付き より易しい言葉を高速
  回転で探しはじめる」
「易しい言葉に置き換わっても 説明はやっぱりチョット長い」 
あと、「意外にも?料理や片付けが得意」
そして 安心させてくださるような 優しい笑顔を持っている。
 
ご自身の学問のことや仕事の内容を 全く分野ちがいの人間相手に 簡単な
言葉で説明するのは さぞや難しかろう。それを 手を抜かず 端折らず 何とか正確に伝えようとなさるのが、理系に傾いているかた達の 似ているところではないかと思っている。

書いているうちに 「理系の人」の話なのか 「知性」の話なのか筆者のほうが混乱しているようだ。
とりあえず ここは 文系のおおざっぱさで 気にせず 先へいこう。  

 
理系であれ 文系であれ、「賢さ」とか「知性」の反対側にあるように
見えるのが 「感性」ではないだろうか。が そう見えるだけで ここにも
「知性」とは形は変わるが似たものがある。
 
アカペラに限らないが 音楽は「感性」抜きでは楽しめないし、創れない。
リストラーズの動画は ちょっと笑える やたらクオリティー高いアカペラ。

わざとアマチュア色を強めた 総合芸術かと思うほどの出来栄えで提供されるので「感性」が活躍する幅が広い。
 
アカペラ譜にアレンジすること。次はどの曲にするかを決めること。 
練習中に微妙にすり合わせていくこと。
振り付けやジョークについては どの程度で線を引くか決めること 。
どの画像や動画をWebサイトやその他SNSに使うか判断すること。
コメントはどの程度 入れるか、または入れないかを検討すること。
撮影や動画作りにアイデアを更に加えるか セーブするかをまとめること。
 
それぞれのメンバーの個性がぶつかり合い 磨かれ 総合されて、作品創りに
直接 つながっているのだ。
テレビや映画のように豊富な製作費が用意されているわけもなく、手元で
使える技術と工夫、ご自分たちの感性だけが頼りのようなもの。
 
動画を創り続けて発表し続けることは、
毎回 全力疾走で 学園祭や体育祭に取り組むような感覚に似てないか?と
思ったことがある。楽しそうなのに 本気なところが学生のノリを思いださせるからかもしれない。

効率重視で いくつもの作業をこなし、動画創りのアイデアを出し合って
個人の練習や集合練習も並走されて創作されているのだろう。
何年も全力疾走が続いているようなのに 全く息切れせず どんどんいいものを生みだされていることにも驚く。
 
リストラーズメンバーは 知性と感性のバランスがいい。
だから 本業に忙殺されても 家庭維持に心を配り 活動にも邁進できるのかもしれない。
 
ファン側から贈れるのは、画面のこちらからの応援と感謝。
それから 動画を見て すごく楽しんでいる気持ちを伝えることだけ。

時おり 大好きすぎて歯がゆい思いになり いっそ画面から向こう側に あたまから飛び込めないものかと おバカなことを考える日もある。

だが実際には出来ないから 気持ちの上でだけ 近くにいって見守っている。
耳を澄ませて 目を凝らして 見守っている。

<  バクダンのタイミングも 計算のうち ですよね?  >


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