誰もが表に出たいわけではない。

某テレビ局から取材の依頼がありました。代表の僕に対しての取材ではなく、作ってくれている人を取材したいという依頼でした。どんな人が作ってくれているかも公開しているブランドですので、関わってくれている人たちが注目されることはとても嬉しいこと。喜んでお受けしたかったのですが。。今回はお断りすることになりました。

テレビ局の方から直接、縫製を担ってくれている方に連絡がいったのですが、どうしても出たくないとご辞退されたそうです。

え!?

と最初はびっくりはしました。取り上げられたら（しかもTV）いいことがいっぱいあるやん！という頭があるからです。注目され注文も増える。今より数を作ることになる。結果、縫製のお仕事の依頼が増える、、、と。

どんな事情かはわからないけれど、その予想される「いいこと」よりも、出ないことを選ばれた。そこにはきっと深い事情があるのだと思います。

震災で被災された方々。やっぱり僕には想像もつかないご苦労や心労があったことでしょう。そういったことを取材を通じて思い出すことになる。そういった耐えられない思いがあるのかもしれません。あくまで想像ですけど。

「メディアに出る」＝「追い風」かどうかは一概には言えなくて、それによって過去の傷が思い出されたり、気持ちがつらくなったりするのは問題です。

きっと戸惑われたと思いますが、きっぱり断っていただいてよかったと思います。

少しでもうちの商品を作ってくださる時に、嫌な思いをしない。お客様はもちろんですが、関わってくれている人たちが皆、楽しくて、生きる支えにつながるような、そんな仕事を作っていきたいと思っています。

（1088文字）

--------

リラックスウェアとしてのふんどしブランド『sharefun®（しゃれふん）』と『THE FUNDOSHI™️ with good sleep』を運営、展開しています。お風呂上がりから就寝→翌朝までの大切な【自分をいたわる時間】を快適に過ごすことができます。意外と思われるかもしれませんが、これらのブランド、なんと10年も売れ続けてるんですよ！
現在、サウナやお風呂上がりにパンツなしでそのまま履けて、朝までぐっすりいけちゃうショートパンツを商品開発中です。6月クラウドファンディングで先行発売します！

このnoteはお昼12時前後に、1000〜2000文字くらいのボリュームでお送りします。ただただ気持ちよく楽しい気持ちで書いてます。きっとお役には立ちませんが、ほんの少し刺激になったり、なんかちょっとええやん、と感じてもらえたら最高です。

（有）プラスチャーミング　代表 中川ケイジ