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あえてツーパン大判豚玉

おっさんの雑飯0017

お好み焼きは素晴らしい。
基本的にキャベツさえ刻み終わればあとは材料を混ぜて焼くだけ。
そうした『雑飯』の側面の一方、恐ろしい側面も。
なにせ融通無碍にして闊達自在の料理ですから、嵌ってしまえば抜け出せぬ材料無限の組み合わせ、まさに底なし沼。
まあそういった面は玄人の方々にお任せするとして、昼下がりの遅い飯に選んだのならば下手な冒険はしないが吉。
私は『雑飯』的お好み焼きで参りましょう。

大判豚玉
材料
キャベツ
お好みのお好み焼き粉
たまご


豚こま
お好みのお好み焼き用ソース
マヨネーズ
青のり
削り節

キャベツを葉と芯に切り分ける。
葉の方を千切りに、芯は冷凍保存(前回の記事参照)。
お好み焼き粉とたまごと水とキャベツを混ぜ合わせて生地を作る。
小分けにして焼くのは面倒くさいので大判一枚で焼く。
油を引いて温めた片手鍋に生地を投下、豚こまを満遍なく散らしたら蓋して弱火で蒸し焼き。
豚こまが白くなり始めたら鍋つかみを装着、片手鍋の底を持ってフライパンをかぶせくるりと反転、また蓋して弱火で蒸し焼き。
豚こまにいい感じに焦げ目がついたところで皿に移し、ソースとマヨネーズをぬったくり、青のりぱらり削り節どっちゃり盛って完成。

今回無かったので天かすやあげ玉を入れていないのですが、このどちらかは絶対にあった方がいいと思いました。単純に旨くなりますし、よりふっくらと仕上がります。
キャベツも千切りで試してみましたが、もう少し大きめで刻んだ方が好みに合うと伴侶とも見解が一致。
『雑飯』の段階でもこんな感じでいろいろとこだわりが生まれるのですから本格的に凝りだしたら一体全体どうなってしまうのか。
沼に嵌まらぬよう気を付けねばなりますまい。
それではまた次回。

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