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原稿用紙一枚分のコラム #022 ~「毛まめ」のおいしい食べ方~


実家から、「毛まめ」が届いた。


毛まめは、いわゆる枝豆の一種。

よくスーパーで見かける枝豆は、表皮がツルツルしているが、毛まめには茶色い産毛がたくさん生えている。でも、これが本来の枝豆の姿。

品種改良によって毛がなくなった枝豆が主流となってはいるものの、うまみを閉じ込め、害虫から身を守るための毛に覆われた毛まめこそ、本来の大豆に近い種なのだ。

中の豆は、粒が大きい。甘みとうまみが本当に豊かで、一度食べたら忘れられない美味しさだ。

250グラムの豆をボウルに入れ、小さじ1杯程度の塩でガシガシもみこむ。

5分ほど経ったら軽く水洗いすると、毛はだいぶ取れる。

その後、1リットルのお湯に50グラムの塩を溶かしこみ、6分程度茹でる。

うちわで扇いで粗熱が取れたら、好みでさらに塩を振っていただく。

…ビールに合わせたら、たまらない。


9月中旬から10月上旬にしか味わえない至福の時間を、あなたにも一度味わってみてほしい。



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