【映画感想】いつかの君にもわかること

今回は2/17(金)公開の「いつかの君にわかること」について書きたいと思います。

あらすじ

窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。
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非常に考えさせられるし、難しい題材でしたね。
実際同じ状況になったら果たして自分はどんな選択をするのだろうか?とも思いました。

親のエゴでは無く、ほんとに子供にとって何が最善かを考えて行動する父親には愛を感じました。

途中何が正解なのかと分からなくもなります。
もちろん正解なんてものは無いのですが……。

子役の子はセリフが少ないのですが、
とても演技が上手く表情や動きで感情を伝えてくる感じがとても良かったです。

里親探しのシーンはほんとに様々な候補との面談?があるのですが、それぞれの主張とかも見所ですね。
綺麗に着飾ってるだけかもしれませんし。

仕方ない部分でもありますが、
我が子の一生を左右する決断だけに面談だけでの判断って酷ですよね。

最終的に里親を選ぶのか、それとも他の道を探すのかという所も見所だと思います。


ただ、ちょっと淡々としすぎていたかなと。
もちろん派手な展開がある映画とは思っていません。
刻々と悪化していく状況に対してもう少し感情の部分を見せても良かったのかな?と。

しかし、ラストに掛けての本当の終わりに向けての準備のシーンはとってもグッときました。

自分が親になった時に改めて観てみたい作品でした◎

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