今日は大好きだった祖父の命日。 田舎の漁師町で漁師をしてた祖父。 3時起きで、よく漁に連れていってもらってた。 祖母の作るゆかりのオニギリと味噌汁を 漁船の上で食べるのが好きだった。 海って限界がないというか ずっと広がっている 大都会で育った僕には 線路や標識がない海を走る祖父の 感覚がなんとも不思議で 尊敬もしていた。 でも気づいたらいつしか祖父は 漁には出られない身体になっていた。 僕がわりと物心ついた小学6年の今日。 卒業間近にして親の都合で転校することが
大自然からの帰り道の朝 車から見えるいつもの街並みは 現実を受入れられない子供の自分と 受入れなきゃいけないと理解する自分がいて 言葉にならなかった。 久しぶりの温かい時間をシェアする初夏の夜 この仲間と、こうしていられるのは いつまで可能だろう。 落ちてきそうな星空みながら黄昏た。 寂しいような嬉しいような複雑な感情。 遊びほうけていた高校生の頃 大人にったら親しい仲間となかなか会えないんだろうと 無理やり決意をして都会に出た。 うすうす分かってはいたけど 30才を目