選ぶべくして選ばれた。

大自然からの帰り道の朝
車から見えるいつもの街並みは
現実を受入れられない子供の自分と
受入れなきゃいけないと理解する自分がいて
言葉にならなかった。

久しぶりの温かい時間をシェアする初夏の夜
この仲間と、こうしていられるのは
いつまで可能だろう。
落ちてきそうな星空みながら黄昏た。

寂しいような嬉しいような複雑な感情。

遊びほうけていた高校生の頃
大人にったら親しい仲間となかなか会えないんだろうと
無理やり決意をして都会に出た。
うすうす分かってはいたけど
30才を目前に、初めてこんなに怖いのかと
はっとした。
それから12年、ほぼ生き急いできたなぁと。
なにがしたいか
なんのために存在しているのか
なんのための今なのか。

仲間にもそれぞれの道があり
新しい環境や新しいヒトに出会い
いまの感性も、来年には無くなってしまうのだろうな。

出会って2年の仲間もいれば
3年、8年とみんなバラバラ。
やはり時間じゃなくて波長や密度で
付き合うひとは無意識に選択している。

たくさんの人種がいる地球に生きていて
ほんとに不思議に思う瞬間。

ただただみんな
元気に、自分に納得して生きてほしい。
ココロの底からそう思えて
応援したくなる仲間に出会えたのは
尊い。

何年ぶりかの大自然に触れた夜は
自分の感情にも向き合った有意義だけど
嬉しい寂しい、懐かしさ感じる1日でした。

シンプルに自分の声に耳を澄ます。

#日記 #エッセイ #独身

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