子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その3:PCセットアップ編)

まずは子ども用のPCを用意しなくては

前回、Raspberry PiとMicro:bitの組み合わせで進めてみることにしたが、この記事ではプログラミングに必要なPCの準備についての記録を残そうと思う。

プログラミングに必要なPC、子どもに占有されると困る。我が家には数台のPCがあるが、それぞれ用途があり子どものプログラム用に使うにはちょっと都合が悪かった。という事で専用のPCを用意してあげることにした。

PC、お高いんでしょう?

Webブラウザしか使わないのであれば、いまどきChromebookなら2万円ちょっとで買える時代。これでも最初は十分かもしれないが、Micro:bitを使うことを考えるとChromebookでは難しい場面が出てくるかもしれない。そこで、どうせならウチに余っているRaspberry PiをPC代わりに使おうと考えた。

ウチにあったのはRaspberry Pi 4 Model B 8GBのモデル。スペックは下記の通り。これで全然十分すぎるのでは。

Processor: Broadcom BCM2711 Processor Quad Core A72 (ARM v8) 64-bit SoC
Memory: 8GB LPDDR4 SDRAM
Bluetooth: Bluetooth 5.0.
WiFi: 2.4 GHz / 5.0 GHz IEEE 802.11ac
Ethernet: Gigabit Ethernet
USB: 2 x USB 2.0 Ports, 2 x USB 3.0 Ports
Connection: 40 pin GPIO header
HDMI: 2 x micro HDMI ports (supports 4Kp60)
Video: 2 Lane MIPI DSI DisplayPort, 2 Lane MIPI CSI Camera Port
Audio: 4 Pole Stereo Output and Composite Video Port
Multimedia: H.265 (4Kp60 decoding), H.264 (1080p60 decoding, 1080p30 encode) OpenGL ES 3.0 graphics
Storage: microSD card slot, operating system loading and data storage
Input Power: 5V dc via USB-C connector (minimum 3A) and 5V dcPoE compatible via GPIO header (PoE HAT required)
Operating Temperature: 0 ~ 50°

Raspberry PiのPCをセットアップ

とはいえRaspberry Piをテレビとかに接続するだけでは面白くないので、コンパクトに設置できるかわいいディスプレイを購入。USのamazonで一万円ちょっと。同一のものは日本のAmazonには見つからなかったけど、同じメーカーのものでは下記のようなものがある。

スペックはこんな感じ。

Screen: 10.1 Inch IPS LCD Screen
Resolution: 1280x800 (16:10)
Input Signal: VGA, HDMI
Power: DC12V
Consumption: 10W
Operate Mode: Key operation

4日程度でUKまで配達完了。子供と一緒に開封の儀。

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興奮して開封する娘。

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背面はこんな感じ。ここにRaspberry Piを設置できるスペースがあり、イイ感じに固定できる。

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そのあとはRaspberry Piカメラも固定して、ディスプレイとケーブルをつなげる。短いケーブルはディスプレイからRaspberry Piへの電源供給用、長いケーブルはRaspberry Piからディスプレイへの映像+音声出力。

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Raspberry Pi 4はCPUの熱が高くなりがちなので、余っていたファンを両面テープで貼り付け。ディスプレイ用の電源ケーブルを差したら完成。

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コネクタは横から差せる。余り物のキーボードをUSBで接続するが、子どもがプログラミングを飽きずに続けられるようだったらBluetoothのキーボードを買ってあげても良いかもと思っている。

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子どもも大人もテンションが上がる

ここまで来ると大人もテンションが上がる。夕飯を作っている妻からの視線に気付かないフリをしつつ組み立ててきたが、ここで夕飯タイムのため強制終了。

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次回はいよいよRaspberry Pi PCの起動と設定。

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