k_mitsunami

英Arm社にてエンジニアをやっています。二児の父。主にプログラミング教育、カメラ、エン…

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英Arm社にてエンジニアをやっています。二児の父。主にプログラミング教育、カメラ、エンジニアリングについて書く予定です。

マガジン

  • プログラミング教育

    娘 (6歳) とプログラミングを家で始めてみた記録をまとめています。

最近の記事

Stable Diffusion Web UIをローカル環境にインストール (Ubuntu)

Ubuntu20.04にStable Diffusionの実行環境を構築。 PC環境OS: Ubuntu 20.04 LTS GPU: NVIDIA GeForce RTX2070 SUPER NVIDIAドライバ: 535.54.03 CUDAバージョン: 12.2 cuDNNバージョン: 8.9.2.26 Python: 3.8.10 インストール依存ライブラリのインストール sudo apt install wget git python3 python

    • PyTorchのインストール

      PC環境OS: Ubuntu 20.04 LTS GPU: NVIDIA GeForce RTX2070 SUPER NVIDIAドライバ: 535.54.03 CUDAバージョン: 12.2 cuDNNバージョン: 8.9.2.26 Python: 3.8.10 PyTorch: 1.12.1 GPUセットアップはこちらの記事を参照: 仮想環境セットアップ$ python3 --versionPython 3.8.10$ sudo apt update$ s

      • Tensorflowのインストール

        PC環境OS: Ubuntu 20.04 LTS GPU: NVIDIA GeForce RTX2070 SUPER NVIDIAドライバ: 535.54.03 CUDAバージョン: 12.2 cuDNNバージョン: 8.9.2.26 Python: 3.8.10 Tensorflow: 2.11.0 GPUセットアップはこちらの記事を参照: 仮想環境セットアップ$ python3 --versionPython 3.8.10$ sudo apt update

        • Ubuntu20にCUDAインストール

          OSを更新したので、機械学習向けにGPUのセットアップをしたのでその備忘録。 PC/ソフトウェアスペック OS: Ubuntu 20.04 LTS GPU: GeForce RTX 2070 SUPER python: 3.8.10 pip: 20.0.2 CUDAインストール 下記サイトから12.2をダウンロード。 https://developer.nvidia.com/cuda-downloads?target_os=Linux&target_arch=x

        Stable Diffusion Web UIをローカル環境にインストール (Ubuntu)

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        • プログラミング教育
          9本

        記事

          Ubuntuインストール後にGRUBでハマった話

          Ubuntu 20.04インストール後、PC起動時に下記のようなGrub Shellが出てくるようになってしまった。ここでexitコマンドを打つと通常通りUbuntuが起動するが、このままではとっても不便で解決方法を探っていたところ何時間もハマった。最終的には直ったのだが、イマイチどれが効いたのかはわからないのでひとまず実行したことをすべて記録しておく。 grub> ls ここでlsすると、参照可能なデバイスが出てくるので、その中からgrubディレクトリのあるデバイスを探

          Ubuntuインストール後にGRUBでハマった話

          Ubuntuのダウングレード(22.04から20.04へ)

          諸事情によりUbuntuをダウングレードしなければならなくなったのでその備忘録。ダウングレードするにはクリーンインストールするしかないっぽい。 1. データバックアップ HDD/SSDやクラウドにデータをバックアップ 2. OSイメージをダウンロード Ubuntu 20.04のISOファイルをダウンロード(リンク) 3. インストールUSBの作成 UbuntuではStartup Disk Creatorで作成可能。 4. UbuntuをインストールPCを再起動し

          Ubuntuのダウングレード(22.04から20.04へ)

          Ubuntu 20.04での日本語入力の設定方法

          sudo apt updatesudo apt install ibus-mozcsudo reboot Win+Spaceキーで日本語入力に切り替える。

          Ubuntu 20.04での日本語入力の設定方法

          ffmpegを使った動画編集

          ffmpegを使って動画を編集することがたまにあるのでよく使うコマンドを備忘録としてメモ。 動画形式を変換するConvert from webm to mp4 ffmpeg -i <INPUT.webm> <OUTPUT.mp4> Convert from mov to mp4 ffmpeg -i <INPUT.mov> -vcodec h264 -acodec mp2 <OUTPUT.mp4> Change bitrate ffmpeg -i <INPUT.mp

          ffmpegを使った動画編集

          自作PC for ディープラーニング

          だいぶ前だけど自作PCを作った時の記録。用途はディープラーニングの勉強のためと、大学でのプログラミング課題とかをこなすため。PCパーツには当時(2019年11月) のそこそこのスペックのものを選択。ハイエンドではなく、ミドルからハイミドルのコスパ重視という感じ。 GPUディープラーニングを使うのに最重要パーツのGPU。当時のハイエンドモデルRTX2080はちょっと値段が高かったのでRTX2070を選択。コンピュータビジョンのモデルをスクラッチからトレーニングするには物足りな

          自作PC for ディープラーニング

          micro:bitで音の出るサイコロを作ってみた

          音の出るサイコロ今回はmicro:bitでサイコロを作ってみた。と言っても本物の六面体のサイコロではなく、振るとLEDに1から6までの数字が表示される電子サイコロを作った。また、LEDが表示されるときに音も出るようにした。 加速度センサとスピーカー micro:bitが振られたことを検知するとためには加速度センサを用いる。加速度センサは今どき全てのスマホに内蔵されている。micro:bitでは裏面左下に取り付けられており、このセンサで本体の傾きや動きを検知する。 また、

          micro:bitで音の出るサイコロを作ってみた

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その8:micro:bit端子入力)

          micro:bitの端子入力を学ぶ前回はmicro:bitの基本的な使い方としてボタンによる入力を学んだ。今回はその続きで端子(ピン)による入力を使ってみる。 micro:bitの端子micro:bitにはいくつかの入力手段があり、その一つが今回試してみる「端子」。正確にはGPIO (General Purpose Input & Output)と呼ばれ、入力だけでなく出力としても使える端子である。例えば、他のセンサやデバイスに信号を送ったり、受信したりするときに使える。

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その8:micro:bit端子入力)

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その7:micro:bitボタン入力)

          引き続きmicro:bitの基本的な使い方を学ぶ前回はmicro:bitで初めてのプログラミングとしてLED表示を学んだ。今回はその続きで、micro:bitの基本的な使い方としてボタンによるインプットを学ぶ。 micro:bitのボタンmicro:bitにはいくつかの入力手段があり、その一つが今回試してみるボタン。 micro:bit表側には2つのボタンが用意されており、それぞれAボタン/Bボタンと定義されている。 ボタン入力によるLED表示 それではさっそく前回なら

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その7:micro:bitボタン入力)

          自作3Dスキャナーを作る(校正&物体スキャン編)

          キャリブレーションをして精度の高い3Dモデルを作る前回からのつづき。3Dスキャナーの組み立てが完成してスキャンしてみたらめちゃくちゃな3Dモデルができてしまったので、きちんとキャリブレーションをする話。 レーザー位置のキャリブレーションこの3Dスキャナーは二本のラインレーザーとカメラを用いているが、それぞれの位置を最初に正確に調整することが必要。前回も紹介したこのソフトウェアプログラムはかなりよくできていて、ブラウザ経由でキャリブレーションが容易になるようなガイドを出してく

          自作3Dスキャナーを作る(校正&物体スキャン編)

          自作3Dスキャナーを作った話 (ハード組み立て編)

          3Dスキャナーを作ることになった経緯今回は、勢いで買った3Dプリンターを使って、自作の3Dスキャナーを作った話を書こうと思う。個人的に3Dデータにはもともと興味があったので、3DスキャナーをDIYで作っているプロジェクトを発見したのがきっかけ。 FreeLSSは二本のラインレーザとカメラの組み合わせを使って、Triangulationの原理で距離を計測して3Dモデルを生成する3Dスキャナーのプロジェクト。今どきはLidarとかToFとかもあるけど、徐々に改良していければとい

          自作3Dスキャナーを作った話 (ハード組み立て編)

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その6:micro:bit LED点灯)

          いよいよプログラミングに突入前回まででPCとmicro:bitのセットアップが完了したので、今回からいよいよプログラムを作ってみる。娘は以前にScratch Jrはやったことがあるので、全く初めてではないが久々のプログラミングである。まずは最も基本的なLED点灯から始めてみる。 LED点灯プログラムの作成micro:bit ではMicrosoft Makecode という専用のビジュアルプログラミング環境が用意されていて、Webブラウザ上から容易に開始できる。慣れてきたら

          子どものプログラミング教育を家で始めてみる (その6:micro:bit LED点灯)

          試験が終わったご褒美に3Dプリンターを買った話

          何かを達成するとご褒美が欲しくなる最近大学の宿題が終わったので、何か自分にご褒美が欲しいこの頃。去年の夏セメスターが終わった時には3Dプリンターを買ったのを思い出した。せっかくなので過去の記録を記事にしようと思う。 3Dプリンター Adventurer3当時、テクノロジー系ポッドキャストのbackspace.fmで流行っていた3Dプリンターを買ってしまった。買ったのはFlashforge社のadventurer3という機種。 自分で組み立てるタイプの3Dプリンターが安かっ

          試験が終わったご褒美に3Dプリンターを買った話