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「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術/印南敦史著」ビブリオエッセー

《自分オリジナルの読書方で良し》

◯◯読書法という類の本が山ほどある。
速読、1分、ラインを引く、折り目をつける、付箋を貼る、破って持ち歩く‥‥まだまだある。

私はといえば、読書に限らず「覚えられない」事がコンプレックスだったかもしれない。しかも60年も。ようやく、覚えられないという記憶力の無さを受け入れる事ができた。
これは、今始まった事ではなく、小さい時からだったことに気づき、持病のようなもので完治はしないのだ。
あれこれやってはみたけれど、そうならそうなりのオリジナル読書法を見つければいいだけだと。

気になったものは読む。
読みやすい(私にとって)はすんなり読む。
読みづらい本は、太字で書かれた所を拾い読みしながら気になった箇所は普通に読む。太字がないものは、斜め読み、知りたいことのキーワードになる単語は自然に目に飛び込む。斜め読みでもざっと全体は把握できる。
読んだ本のビブリオエッセーを必ず書く。そのために時には付箋を貼る。

線は引かない、折り目もつけない、破るなんてもっての外。
私の手を離れても、ゴミにはしたくない。誰か必要な人の元へ行って欲しい。
だから、なるだけ綺麗なまま読みたい。だからといって、綺麗を保つための読書ならしない方がいい。
普通に持ち歩き、普通に読んで、それで着く傷は致し方ない。
次へ渡すための本じゃなく、読むための本だから。

多読です。
なんでも読みます。
気になった本を読みます。
本は買います。
本は捨てません。
本は次の人へ渡るようにします。
読んでる途中で誰かの顔が浮かんだら、送りつけます(爆笑)←多分大きなお世話
どこででも読みます。
30秒でも開きます。
ドライヤーをかけながらも読みます。←ドライヤー嫌いが読書をしながらにしたら苦にならなくなりました。

さぁ、次は何を読みませう。

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