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《24色のエッセイ ふみサロメンバー24人著》のビブリオエッセイ みらいパブリッシング

「読んでません!!」

これほど悔しい思いになったのは、いつぶりだろうか。
私が、エッセイ執筆サロン「ふみサロ」塾長に出会ったのは、6年前の2015年。私が「著者スパイラル講座」受講申し込みをした時だ。
その頃のメッセージを開いてみると、塾長に出版の質問もしていたではないか。
が、その時には、一歩を進めることをしなかった。
きっと、まだ、その時じゃなかったのだ。
そんなこともすっかり忘れさっていた昨年の春、塾長による出版セミナー札幌初開催の投稿を見つける。
しかも、会場は友人デザイナーが関わった「俊カフェ」だ。ちなみに、俊カフェとは谷川俊太郎氏公認カフェだ。
セミナーにも、会場にも行きたい!!
はやる気持ちのまま申し込み、敢えなくコロナで撃沈。なんと、開催が延期になったのだ。
待った!!
実に待った!!
待つ間に、読めるだけの本を読んだ。
塾長がブログで推薦していた「印税で一億円稼ぐ」を読んだ勢いで、この本の著者千田琢哉氏の著書は178冊全部読見切った。
そして、10月に開催された札幌セミナーは、定員を超える参加人数で、熱く盛り上がる。
7時間後、「出版は甘くない!!」の現実を思い知る。
「セミナーに参加すれば、資格取得できます」みたいななんちゃってライセンスとはまるで違う。
入り口にさえ立たせてもらえなかったのだ。
現実を知らされた凹みは、ふみサロの存在を知っても、すぐさま飛び込めなくしていた。

数ヶ月後、ようやく「ふみサロ」に入会。
しかし、すでに遅し。
この、エッセイ集のプロジェクトが動き出した後だったのだ。

ふみサロの課題エッセイは、毎回毎回「完璧!」と思って出すのだ。
が、もちろんそんなことはなく、毎回凹む。
凹み、自らの出版実現までの道遠しがわかればわかるほど、このエッセイ集プロジェクトに間に合わなかった自分が悔しいのだ。

もちろん、この本の出版を応援する気持ちは間違いじゃない。
が、それと、悔しさは別なのだ。

だから、課題図書としていただいたPDFでは
「読んでません。」

1冊の本として完成した時に、初めて、素直な気持ちで読むことができるのだと思う。
その時には、皆さんの作品に感動し、共感し、そして、めちゃくちゃ学びの搾取をし尽くすのだ。

「24人のふみサロの仲間の皆様、塾長、
ご出版、おめでとうございます!」

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