「生き方は、選べる。」クリス・モンセン著（ライフコーチ）　ビブリオエッセー

《楽しいと楽はまったくちがう》

多様性の時代なんだよ。

私が嫌なのは、白か黒か、プラスかマイナスか、表か裏か、上か下か、極端に傾くこと。

お金持ちじゃなきゃダメだ
いい会社に入らなきゃダメだ
ブランド品じゃなきゃダメだ
グルテンフリーじゃなきゃダメだ
糖質はダメだ
オーガニックじゃなきゃダメだ

0か100

そして極端に偏った考えになっちゃった人に偉そうに「◯◯じゃないんだ」って言われることが少なくなくて、「はぁ〜？！💢」って言いたいのをぐっと飲み込む。
ほら、サービス業ですから。

どんな事に傾倒してもいいけれど、それが唯一の正義みたいに振りかざすのは違う。
人にも強要するのは違う。

例えば、４種類のケーキから好きなものを一つ選ぶぐらいの素直な気持ちで次の４つから一つを選んでみて。

A お金があって幸せな自分
B お金がないけど幸せな自分
C お金はあるけれど幸せじゃない自分
D お金もなくて幸せでもない自分

私は迷わずAを選ぶ。

お金持ちになりたい！！って言う人を蔑むことなんてない。
幸せなお金持ちになりたいのが、多くの人の本音じゃないかな。
自分にはできそうもないと諦めていたり、努力をしたくないから、「お金なんかなくたって」と自分に言い聞かせているんじゃないかな。

楽しいと楽は同じじゃない。
楽しいには努力が含まれ、楽には含まれない。

私は好きなことで、努力をいっぱいして、楽しく仕事をして、幸せなお金持ちを目指したい。
そこに「楽」は望まない。

「何か問題が起きたり、不安なときにお金を払ってセラピストに問題解決してもらったりというのは気休めにはなるけど、傷口にバンドエイドを貼るようなもの。ちょっとの間は血が止まってるかもしれないけど、根本的な解決にはならないし、あなたの道は開いていかない。」本書p177より。

＊「生き方は、選べる。」クリス・モンセン著（ライフコーチ）　ビブリオエッセー
《楽しいと楽は全く違う》