#279 チーズ、作ろうとした←
こんにちは、鏑木澪です。
昨日の晩御飯、急に思い立ってピザを焼くことにしました。
私の趣味(?)に、パンを焼くってのがありまして、自分で生地を作って、ソースも作って、具材を乗せて焼くのが、今の我が家のピザなのですが、
流石に、チーズを自分で作ろうと思わない……
(蘇でも作るか←)
いつもは、「ピザを作るぞ!」と決めたらそれ用のチーズを買いに行く、もしくは家族がチーズを買ってきたらピザを作るのが基本でした。
(チーズ以外の具材は、だいたい揃っていることが多い……というより、わりとなんでも載せられるからどうにかなる)
……急に思い立ってしまったので、家にチーズがないわけですね。←
チーズなしの状態でオーブンに入れると、具材が焦げやすいので、対策としてアルミホイルを載せると良いなんて話も聞くのですが、個人的に「それだと蒸れてベチャッとしない?(やったことないけど←)」と思ったり、
以前、マリナーラを作ろうとしたら、作ろうとしただけで家族の不評を買ってしまったので(「そんなのはピザではない」と言われてしまった。私、作ってみたかったのに←)、”チーズなしピザ”を作るのもよくないか、などと考えた結果、
そっか、チーズを作ればいいんだ!ッ←
(無謀すぎるのよ、やったことないのに)
思い立ったがなんとやらですよ、Google先生に聞いてカッテージチーズを作ってみることにしました。
少し前に、アニメでヤギのチーズを作っているシーンを観たばかりで、「いいなぁ(美味しそうだな、作ってみたいな)」と思っていたところだったから、ちょうどよかったです。笑
挑戦するべし。
ここから先、料理のセンスも知識もない人間が適当なことを書くだけなので、内容を鵜呑みにしないで欲しいのと、有識者の方はいろいろとツッコみたいところがあると思いますが、ひとまず、生暖かい目で見守ってやってください。
私が見たレシピでは、牛乳を50〜60℃に加熱して、レモン汁or酢を加えるように書かれていたので、電子レンジでそれくらいに加熱して、お酢を加えました。
「10〜15分放置すれば固まります」と書かれていたのだけど、15分経っても、全く固まる気配なし。。。
もう、ピザの生地できちゃったよ?
夏で気温が高いからダメなのかなと思って、私はここでボウルを冷蔵庫にぶち込みました。
ね、無知って怖いですね。
(なぜ、調べない)
カスタードクリームを作る時の要領で、必要以上に火が通らないように冷やしたほうが良いのかなと思ったのですが、よく考えたら卵が入っているわけでもないのに、これ以上何に火が通るんだろう。
カスタードクリームも、冷やすのはもったりしてきてからだし、もしや、もっと温めたほうが良いのだろうか。
まずい、このままだと牛乳250ccと大さじ1の酢が無駄になってしまう。
Google先生、「牛乳 チーズ 固まらない」なんですけど、どうしたらいいのでしょうか、と。
ここで出てきたレシピには、「レモン汁or酢を入れた牛乳を吹きこぼれない程度に沸騰するまで加熱してください」と書かれていました。
おや?
また別のレシピの見ると「60〜70℃まで加熱してください」と。
(牛乳の沸点って、ほぼ水と同じだったと記憶してるんだが、何が正解なんだ?)
うん、よくわからないけど、冷やすのではなく温めたほうが良さそうなのは確か。
再び電子レンジのお世話になります。
ホカホカで出てきたボウルを覗き込むと、
牛乳が、分離してるー!ッ
(豆腐っぽいというか、ヨーグルトっぽいというか)
た、たぶんこれで成功だ。
念の為、また10分くらい放置してから、キッチンペーパーに包んで水を切ります。
(250ccから90gくらい作れるって、最初のレシピに書いてたけど、90gのチーズがどれくらいなのか、いまいちわかってない←)
本当は、いきなり絞るのではなくて、時間をかけて水気をとったほうが良いようなのだけど、時間がないので、絞ります。
……(これが何gか知らないけど、めっちゃちょびっとね)。
とりあえず、チーズらしきものはできたので、載せて焼きました。
んー、チーズが甘い。
あと、当然ながら全く伸びない。
(そもそも、カッテージチーズがどんなものなのか、よくわかっていません。ごめんなさい←)
時間をかけて水切りをしたほうがいいんだろうなと、あと、このチーズはもっと他の料理のほうが合いそうだなと思いました。
甘い系の料理とか、サラダとか?
何も考えずに見切り発車で作ってしまったので、いろいろ間違っていますね。笑
これを機にチーズの作り方も、ちゃんと調べてみようかしら。
以前も、やろうとした記憶があるのですが、チーズもバターも牛乳や豆乳を買って作ろうとすると、自分が不器用だから失敗する可能性も含めて、
赤字な上に、おいしくない
そうなる確率が高そうだったので、諦めた気がします。
赤字は無視するとして、今回のチーズはとりあえず、家族には好評だったから、難易度の低いものから取り組んでみるのは良いかも。
んー、今回の私が作ったものに関しては、「加熱・酢の量」が重要みたいです。
あと、比較してないからわからないけれど、水をゆっくり切ったら、もうちょっと違うと思うんだよな。
(過去にヨーグルトの水切りを一晩かけてやった時の記憶から←)
何やってんだかって感じですが、普段やらないことをやるとそれだけで楽しいなと思いました。
アニメでも実写でも、チーズを作るシーンで重しをうんとこしょと載せるシーンや、それが終わって布を開いていくシーン、そして最終的にパンに載せて、
びよ〜〜ん
すごく美味しそうに見えて憧れちゃうので、食べるところはもちろん、その前の段階から自分もやってみたいなと、観るたびに思います。
本当に作るなら、ちゃんと工程を調べて、熟成やら発酵やら(?)と必要な手順を踏まなければならないから、きっと、難しいんだろうな、大変なんだろうなと思うけど、
普段食べられない美味しいもの、たまに食べたいんだよなぁ。
私、苦手な食べ物がいくつかあるのですが、一部、自分で調理したり、自分で調達したりすると食べられるものがあるから、「自分で準備した」ってのも、時に、美味しく食べられるようになるスパイスなんじゃないかと思っています。
もちろん、人に作ってもらったご飯も美味しいのだけどね。
(絶対に、自分では作れないものもあるし)
ご飯に限らず、「わざと手間のかかることをする(便利なものがあるのに、使わずにあえて不便なことをする)」と、なんだか、生きてるなって感じがします。
(※個人の感想です)
毎日やる元気はないから、たまにやって気分転換みたいな。
生活のなかに、適度な不便さを残しておくのは大切なのではないかと、個人的には思っております。
ただの文明に置いていかれている人と言われれば、それまでですが。笑
毎日、知らないまま・気づかないままで楽をしていることって、きっと沢山あって、今更、あえて認識する必要もないかもしれないけど、
楽(らく)より、楽しい(たのしい)ほうがいいなと、今は思うから、そういうことを探してみようと思います。
ではでは〜
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