#63 あじゃぱー。

 こんにちは、鏑木澪です。

 前回、「とりあえずできた」といっていた曲は、
 無事に歌詞とメロディがはまらないので、歌入れを断念しました。
(ちっとも無事じゃない←)

 それから、ワンコーラスだけ新しい曲を作って
「これも違う……」となり、
 現実逃避のため、ギターの練習をしています。

 私が曲を作れなくなる、完成させられなくなるサイクルのひとつに
「ギターが入っている曲を作ろうとして失敗する」
 これがあります。

 宅録できる環境はありませんし、あったところで自分で弾いて録れるほど弾けないので、私がギターの曲を作ろうと思ったら全て打ち込みになります。

 打ち込みというのは、コンピュータで音楽制作ソフト(DAW)を使って音楽を作る(DTM)時に、音程とタイミングをひとつひとつ指定する方法です。
 MIDIキーボードで弾いて打ち込んでいく方法もありますが、私はそれも弾けないので、一音ずつポチポチと配置しています。
(一丁前に61鍵のMIDIキーボードは持っています←)

 ギターは「下手でも打ち込みより弾いたほうがいい」なんて話を聞きます。

 私も以前、自分でアコースティックギターを弾いて1曲作ろうとしたことがありました。

 確かに、打ち込みよりはちゃんと”弾いた”音になっていました。
(弾いているんだから、当たり前だろ←)

 ただ、弾いた音を録ると「いらない音」まで入ってしまうのです。
 それが、「弾いている音」ともいえるのですが、多すぎるとただの不快な音になります。

 弾けない上に、きちんとした収録環境がなく、その後の処理の仕方もわからないとなると、私にとっては打ち込みのほうが使い勝手がいいというのが、正直なところです。

 あとは、絶対音感もなく、楽譜も読めない人間としては、
「MIDIで見られたほうが安心(どの音が鳴っているかわかりやすい)」です。

 波形を見ても、なにもわかりませんし、聴いてもわかりませんので。←


 打ち込みの問題といえば、「音が嘘くさい」ことです。

 シンセサイザーの音は、そもそも人工的な音なので、打ち込みやサンプルの組み合わせで曲を作っても、粗が目立ちにくく、素人でもそれなりに聞こえるものを作ることができます。

 ただ、生楽器系は、”生感”(弾いてる感?)を出そうとすると、
 やはり、実際の演奏には敵いません。

 まぁ、ものすごい技術で打ち込める人もいらっしゃって、
「これ、そのへんの弾ける人よりよっぽどうまいんじゃ……」
 そんなこともありますが、あれは異常だと思います。(尊敬します)

「打ち込みギター」の音もシンセサイザーと同じような感覚で使えば、そのよさもあると思うのですが、「私がやりたいのって、たぶんこれじゃないな」となかなか納得できる状態になりません。


 打ち込みギターを使っている有名なボカロPさんだと、ナユタン星人さんが思い浮かびます。

 そういえば、私は自分が作曲を始めるまで「ギターの音を打ち込む」なんて方法があることを知りませんでした。

 全部、誰かが演奏したものを録音しているのだと思っていたのです。

 だから、曲を聴いていて
「このギター、打ち込みだな」
 そう感じたことも当然ありませんでした。

 ナユタン星人さんの曲が、打ち込みのギターで作られていると知ったのは、この記事を読んでからでした。

 実は私、この記事を読むまで、ナユタン星人さんの有名な曲(『エイリアンエイリアン』『太陽系デスコ』など)を数曲知っていただけで、あまりきちんと曲を聴いたことがなかったのです。

 あらためて聴いてみても、
「打ち込みって、どういうことなの?」
 いまいち、わかりませんでした。

 恥ずかしながら、今でもよくわかりません。

 昔は「全部誰かが弾いているんでしょ?」という考えだったところが
 今は「打ち込みでもできそうじゃない?」と思うことが多くなってきています。

 なんとなく、「これは打ち込みかな」「これは弾いてるだろうな」と感じるところはあるのですが、「私もこれ、打ち込みで作れるかな」と考えながら聴いているので、「できるかもしれない(今の私にはできない)」と思うと

 打ち込みでもいいんじゃん?

 そう感じることも増えてきました。

「これ、絶対弾いてるな。敵わんな」と思うことも、もちろんあります。

 私には絶対無理ですから、憧れます。

 自分がギターを弾けるようになるとか
 信用できそうなギターの上手い人を探すとか

 それよりも、「打ち込みの腕を上げよう!」というのが今の目標です。

 そろそろ、1曲くらい、きちんと歌を入れて完成させたいですね。。。

 頑張ります!



 本日、Spotifyの月間リスナーが550人を超えました!

 もう、ほっぺちぎれるくらいつねったほうがいいかもしれません。
 嬉しいです!

 リスナーのみなさん、いつもありがとうございます!

 これからもよろしくお願いします!

 ではでは〜


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