#261 湿度にやられるの

 こんにちは、鏑木澪です。

 母の友人に、めちゃくちゃ晴れ女な人がいます。

 普段、海外で暮らしているその人が帰国して日本にいる間、私が住んでいる地域は全然雨が降らなくて、湿度がえげつないことになっていました。

 いや、たまたまだとは思うのですが、彼女がまた国外に出ていくと雨が降り出して、現在進行形で雨が降っているのに、私の体感的には今のほうが湿度が低い感じがして不思議です。

 晴れ女、恐るべし。
(あの人を見ていると、「本当に晴れ女いるんだ」って気持ちになる)

 本当にたまたまだと思うけれど、今のところ、その人に会うときに雨に降られたことがないです。笑
(そもそも、私の記憶にある限り、その人とは両手の指で足りるくらいの回数しか会ったことないけど)

 たまに日本に帰ってきた時しか会えないし、限られた日程で動くから「雨の日を避けて」なんてこともできないのに、不思議と雨の日でも、その人と外を歩くタイミングでは雨が止んでいるという……

 いやぁ、本当に不思議だ。。。
(たまたまなんだろうけどね!ッ)

 面白いです。笑


 話は変わりますが、まだ買い物欲求が収まっていません。

 たんなる物欲ではなくて、これから活動していくのに「あったら便利なもの」「いずれ手に入れたいもの」ではあるので、意味ものなくただ買い物がしたいわけではない、はずです……たぶん。

 どうなんだろう。
(自分のことだけど、よくわからない、こういうの)

 パソコンを買い替えるとなると、流石に、二桁万円の話になってくるので、「気が向いたから」でできる買い物ではないのだけど、一桁万円ならどうにか都合できないこともないだろうと、

 マイク、買えないかな……?

 と、改めて検討しております。

 マイクとオーディオインターフェースで、予算5万円くらいと以前は考えていました。
(マイク3万、オーディオインターフェース2万)

 私は、こういったものの知識が皆無で、一度も実物をそれと認識した状態で見たこともなければ、使ったこともありませんから、”価格帯”がまず最初の判断基準になります。

 価格に対して、

 そこそこ良いもの
 長く使えるもの

 これが理想です。

 初心者ですから、高額で良すぎるものを買っても使いこなせないだろうし、かといって、少し慣れてきたらすぐに「物足りない」と感じるものは避けたい。

 そう考えつつ、ネットを漁っていたら、これくらいの価格のものが良さそうだと考えていました。

 スマホで録ればいいじゃん?

 ……うっ。

 一応、いきなり「わぁ〜、機材機材(良い道具さえあれば、なんでもできる)」と思うのはよろしくないだろうと、何度かiPhoneで録ってみたのだけど、

 めちゃくちゃノイズ乗ってんだよな……

 普通のスピーカーで聴くのに、「ノイズまみれで耳がしんどい」ほどのノイズではないのだけど(私の基準で)、モニターヘッドホンで聴くと「ずっと、”シャー”いうとるがな」とわかるから、嫌だな、外に出せる音源ではないなと思いました。

 素人の耳と技術では、「これは、無理だ」と。

 素人とはいえ、「これは良くないぞ」とわかっている直せそうなところは直したいし、良くできそうな方法がわかっていて、手が届きそうなところにあるならどうにかしたい。

 いや、しかし……


 とりあえず、どこの価格帯でもいいから、
 一度、マイクを買って、録ってみるべきでは?
(5万+周辺環境費が払えないから、歌えないと言い訳するくらいなら)


 そうなのか、やっぱりそうなのか。
(うちなる自分との、謎の会話)

 歌を録るには、どうやらコンデンサーマイクを使うらしいと調べているうちに、「きちんと湿度管理していないとすぐ壊れる」と書かれているのを目にして、

 ダメだ、私、絶対面倒見れない

 そう思っていたのだけど、「1万円台のマイクでもいいのあるのか」と見ていたら、どうやら、そこまで気負わなくても大丈夫そうなマイクもあるのでは。

「1万円だし、壊れたらすぐに買い替えれられるので、つけっぱなしでもいいと思います」と書いている人がいらして、

 いや、私にとって1万円は決して安くないのだが……
(ホイホイ買い替える前提で扱いたくはないのだが)

「使用しない時は付属のポーチに入れて保管し、3年経ちますが、問題なく使えています」

 むむ、それくらいなら私もできそう。

「一般的なコンデンサーマイクと比べると扱いは楽ですが、やはり高温多湿は避けるべきです」

 ……もろ梅雨なんだよな。
(これから夏になるし)


 あぁあ゛


 おまけに、設置方法の動画やら文章やらを見ていたら、どうやらギターやベースと同じで、「ここをオフにしてから抜かないと大変なことになりますよ」と、さらに気を付けるべきところがあったことを知り、

 や、やべぇ
(機械音痴の私、何も知らずに触ってぶっ壊す自信しかない)

 なんだか、どんどん怖くなってきました。笑


 笑っている場合ではない。


 私の勝手なイメージでは、マイクは常に机からニョキッと生えたアームに鎮座しており、必要な時に口の前に引っ張ってきて歌ったり喋ったりする、一度繋いでしまえば、しばらくそのまま使えるものだと思っていたのだけど、

 そんなに甘くない。泣

 ちゃんと事前に調べて、避けられることは避けるべきだけれど、使って、壊して、反省して、身につくこともあると思うから、今思いつく心配なところを潰し終えたら、買って、使っていこうと思います。



 もうだいぶ良いのだけど、耳の調子が悪くなってからあらためて、「できるうちにやりたいことをやらなければ」と思いました。

 ちょうど、昨日読んでいた小説に、3浪して医学部に合格し、入学したばかりの女子大生がALSを発症、医者になることを諦め、延命を望まず、確定診断からたった4ヶ月で亡くなるという話がありました。

 当たり前にできていたことが、どんどんできなくなっていく

 こうなると知っていたら、勉強なんかせずに、楽しいことだけして、遊んで暮らせばよかった、今までやってきたことはなんだったんだろう

 私は、余命宣告をされたことはないけれど、「こんなことになるなら、遊んで暮らしていればよかった」は、考えることが少なくない話題です。

 この物語の女子大生は、たとえ、自分がALSになると知っていても、同じように医学の道を志しただろうし、これまでやってきたことは無駄ではなかったと、自分の死にも意味を見出したのが、個人的にとても立派だなと思いました。

 私は、「今までやってきたことはなんだったんだろう」で止まっているから。

 止まっているというより、これまでと全然違うことをして、過去の出来事をどんどんなかったことにしよう、切り離そうとしては、むしろ向き合うことになって、でも、納得できる答えがなくて、フラフラしている状態です。

 今は、日常生活を送るのに、なんの不自由もない身体なのに。

 それだけで有難いし、なんでもできそうな気がしていたのに、3年経ってこの状態に慣れてしまうと、忘れてはいけないことを忘れてしまって、もっともっと、もっとこうだったら、と欲しがり過ぎていたと反省しました。

 ペンを持つのもつらかった、握れない、コップを落として破りまくっていたあの頃から考えれば、今なんて、絵の練習だってできるのに、

 自分さえやれば、やってしまえば
 できることがたくさんあるのに

 いったい、何をうじうじしているんだろう。

 他人と比べると、自分より恵まれた環境・状態にある人が羨ましかったり、逆に自分のほうが恵まれた状況なのに、努力が足りないんだと感じると情けなかったり、いろいろと思うところはあるのだけど、

 前の自分よりは、良い状態

 ここ数年の私は、間違いなく、昔よりやりたいことをできる環境を自分で作れるようになったし、心身ともに調子が良いです。

 浮き沈みがなければ、もっと良いなと思うのだけど。

 せっかく生きているのだから、身体が動くうちに、やれることはしっかりやっていかなきゃ。

 自分のために!

 これからも、「こうだったらよかったのに」とウジウジした話を、私はしてしまうと思うけれど、「”やりたい”じゃなくて、”やる”」をもっと徹底的に、でも、できなかったからといって自分を追い詰めない程度に、活動していきます。

 他人からの評価ではなく、自分が納得できる結果をだす

 そのために、頑張ります!

 ではでは〜


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