#82 近況。

 こんにちは、鏑木澪です。

 速攻ですね。

 早速タイトルに困ったので、「近況」に活躍してもらいます。


 Twitterで新しい音源をダウンロードしたことを話題にしていたのですが、今回入手したのは、こちらの音源です。

 ネットで適当に行き着いた情報によりますと、以前は指定されたアンケートに回答してから2週間後に使用できるようになる音源だったそうです。

 現在は、無料で、即日、使えます。

 容量も小さいので、ありがたいです。

 私はまだ有料音源を買ったことがありませんから、他のオーケストラの音源と比較してどうかはわかりませんが、「無料」「約200MB」でこの音なら、十分すぎると思います。

 あ、素人が感じたことですから、適当に読み流してやってくださいね。

 私は素直に「音、いいな!(無料だし、入れておいて損はない)」と思ったので、ダウンロードしてみたのですが、後からちょっとした問題に気がつきました。


 もしかして、私が作りたい曲には向いていない……?


 私は普段、歌もの、それもボカロに歌ってもらうような曲を作っています。

 ボカロの声と合わせた時にどのようなオケ(伴奏)がいいかは、おそらく、多くのボカロPが日々考えていることだと思います。(私はそうです←)

 Pさんによって考え方は様々です。

「ボカロの声はシンセと似ているから、エレクトリックなサウンドに」
「フラットなボカロの声と硬い音と組み合わせて、より無機質なサウンドに」
「歪んだギターと合わせて、ボカロの声を魂のこもった歌声に」
「ミニマム編成で、息づかいを感じさせボカロの声をより人間らしい歌声に」

 etc.

 Pさんの数だけボカロとの向き合い方があると思いますから、どれが正解ということもないと私は思います。

 私はといいますと、まだ明確なイメージがありません。

 ブランディングの意味でも、
「あの人といえば、こういう曲作るよね」
 といったものは、あったほうが良いと思います。

 しかし、「思う」のと、そう「する」のは、また別の問題です。

「同じような曲ばかり作っているとつまらない」という理由で、様々なジャンルの曲を作り、「この曲とあの曲、同じ人が作ったの?!」と驚かせられるような人になりたい、マンネリ化を避けたいなど、私からすると立派な理由があればよかったのですが、私の場合は単に「意図的にどうこうできるものではない」のが、現在の正直なところです。
(いい訳なので、長々書いてみました←)

 個人的にリスナーとしては、
「聞いた瞬間にあの人の曲とわかる」と嬉しいので、今はそちらが好きです。

 なんだか、どんどん話が逸れていっていますね。

 話を戻しましょう。

 こちらの音源は、やや音が遠いですから(素人感覚)、
 BGM、劇伴のような「歌の入っていない音楽」の制作に向いていると思います。
(劇伴もBGMの一種だろとツッコミが入りそうです。個人的には役割の違いで呼び分けているのですが、相変わらずジャンル分けが苦手なのでよくわかりません←)

 ポップスでは、もう少し近くに聞こえて、音像がはっきりしている音源のほうが使いやすいと思います。

 ってことは、Logicの付属音源でいいじゃん。。。

 私が使用しているDAWは、Logic Proです。
 Logicを選んだ理由は、主にこの2つです。

・付属音源が充実している
・宇多田ヒカルさんが使用している

 はい、後者の影響が非常に強いです。
「DTMerは、初めて見たDAWを親だと思ってついていく」なんて話をどこかで聞きましたが、全くその通りだと思います。

 私が作曲を始めたのは、『プロフェッショナル仕事の流儀』でヒッキーが作曲している姿を見たのがきっかけでした。

 また話が逸れました。

 私が作っている曲が「ポップス」なのかは怪しいですが、自分がほしいと思っている音のイメージにそのまま結びつくような音ではなかったので、すぐには出番がなさそうです。

 以前、「架空の作品の劇伴を作ってみたい」といった話をしたことがあると思いますが、それは今も変わっていないので、その時には活躍してくれそうですね。

 なんにしろ、オーケストレーションの知識がなさすぎます。

 これまで、「難しいから、無理」と思っていましたが、これを機に勉強します!


 Logicの付属音源もなんだかしっくりこないから、新しい音源を入手してみようと思ったのですが、結局「Logicでいいじゃん」になってしまいました。

 無料音源に手を出しては、こうなっていることが多いです。

 付属音源は動作が安定していますし、安心して使えます。

 使いきれていない音源もたくさんあるので、素人はまずこれで練習して、「何が足りないのか。自分は何がほしいのか」がきちんとわかってから、有料音源を買っても遅くないのだと思います。

 今回も、「音、いいな!」と飛びついてしまって、「ちょっと、違うかも」になってしまったことが全てを物語っている気がします。

 パソコンの容量とお金に余裕があれば、話は変わってきますが、そうもいきません。(笑)

 今できる範囲でのベストを尽くして頑張ります!

 ではでは〜

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?