グアダラハラの生活と日本食事情【前田家の世界一周】
「世界一周新婚旅行は、旅行ではなく、生活なのだ。」グアダラハラの生活はまさしくこの言葉を忠実に再現したものになっています。観光はほぼやっていなくて、家から半径1キロ以内で毎日を過ごしています。グアダラハラに1ヶ月滞在して「何もしない」って日本人からしたら贅沢な時間の使い方です。多分、こんな時間の使い方って今後一生できないんだろうな。
メキシコのパン事情
近所にChedrauiと呼ばれる大型スーパーがあります。スーパーと言っていいのかわからないくらい巨大で、家電や洋服も売っています。このスーパーに割と大き目なパンコーナーがあります。
メキシコのパンは、日本のパンと似ています。菓子パンがメインですが、少しお惣菜系もあります。欲しいパンが見つかったら、トレーとトングで選んでお会計するタイプです。レジの人も、パンを1個ずつビニール袋に入れて包装してくれました。え、ここ日本?
価格はとっっても安くて、6-10ペソ=50-80円くらいです。味も激甘!とかではなく、普通に美味しかったです。小麦全般が安いのかな?と思いましたが、スパゲティの乾麺は普通に日本と同じ価格(但し、マカロニは安い)なのでパンの破格は謎です。
旅人のランドリー事情
ランドリー文化って私は初めてだったのですが、洗濯物はランドリーに持って行くのが普通の国も多いんですね!家から徒歩5分の場所に大きなランドリーがあるので、4日に1回のペースで通っています。
ここのお姉さんはスペイン語しか話せないのですが、とっても優しい人です。私たちが理解できるまで、Google翻訳や筆談を駆使しながら笑顔で説明してくれます。もう3回通っているので、私たちとのコミュニケーション方法や「ここまでのスペイン語ならわかるだろう」っていうラインが見えてきている感じがします。
ランドリーは自分たちでやるパターンと、お姉さんにやってもらうパターンがあります。価格差はそこまで無いですが、お姉さんにやってもらった際にタオル1枚が無くなってしまったので、それ以降は自分たちでやるようにしています。(無くなるのは仕方がないので、全く怒ってもいないです。)
このランドリーは地元の人もよく来ていて、いつも数台が稼働しています。ランドリーを待っていたら、ランドリーに来ていたおばちゃんに「どこから来たの?」って聞かれたりしました。生活してるって感じがして嬉しかったなあ。
1時間半くらいで洗濯から乾燥まで終わるので、私はネットフリックスを見ながら待ち、夫はPCで仕事をしながら待ちます。ちなみに、2人の1週間分のランドリー(洗濯機と乾燥機)、洗剤、柔軟剤で120ペソ=1,000円くらいです。
グアダラハラの日本食事情
グアダラハラは、メキシコの中でも食べ物が美味しいことで有名なようです。レストランやカフェもおしゃれなところが多いらしいです(まだ行ったことはない)。日本食に関しても、クオリティは別として、たくさんお店があります。グアダラハラで2件の日本食レストランに行く機会がありました。
① Ebisumaru Ramen
Ebisumaru Ramenは、メキシコ在住の日本人の日本食インフルエンサーの方が立ち上げらたラーメン屋さんのようです。それもあって、雰囲気を含め味は確かでした。テラス席もありますが、お店の中はカウンター席のみ。カウンターの後ろで麺の湯ぎりをしている感じが、日本のラーメン屋さんっぽくて懐かしく思いました。
もやし、ネギ、めんま、のり、とろとろのチャーシューがトッピングとして乗っていて、中細麺が濃いめの醤油スープに入っていました。コクがあって美味しかったです。
このクオリティで195ペソ=1,600円です。お手頃価格!
② Suehiro
グアダラハラ在住の知人とランチをした時に連れて行っていただきました。Suehiroはグアダラハラで50年間ほどオープンしているらしいです(すごい)。お店の門構えが「日本食レストラン」っぽい老舗感があり、お店の中庭も日本庭園っぽくしてありました。とにかくお店が広くて、ゆーっくりとご飯が食べれるのが良き。
Suehiroは、寿司、鉄板焼き、天ぷら、丼もの、麺、鍋、マジでなんでもありました。日本食が恋しくなったら、とりあえずここへ駆け込めば満足できます。
私はやっぱり麺が好きなので、天ざるうどんをいただきいました。温かい麺を食べれるお店はあるのですが、冷たい麺ってなかなか見ないんですよね。「ZARU」というワードを見た瞬間に心を決めました。ちなみに値段は、220ペソ=1,800円でした。
海外で日本食を食べてきて思ったことをツイートしました。
これ、しみじみ思います。メキシコに来てから特に強く思うようになりました。日本では当たり前に手に入る、もやし、ねぎ、薄切りの肉、中華スープなどを見つけることが非常に難しいです。レストランとして経営されている方であれば、調理器具を調達することも大変だと思います。そんな中でお店の雰囲気を作って、日本の味を再現してくれている。日本より割高になるのは当たり前なのに、払える金額で提供してくれている。
ほんっっっとうにありがたい。ありがとうございます。
今日のルイス
夫のルイスは、マシーンのように働いているサイボーグだと思われているようです。これは半分真実で、いつも何かPCでマインドマップを作っていたり、メキシコの電車の中でKindleを開いてインプットをしちゃうような人です。多分、ちょっと近づき難いです(酷)。
でもエブリデイ・ルイスは、もうちょっと普通の人間で、割とおちゃめな人です。そんなフツーなルイスを知ってもらえたら、もっと近づきやすくなるのではと思い、このコーナーを作ってみました。