LogicProX Lo-Fi系の音作り1

おはようございます。

LogicProXにて、エフェクターの新しい使い方を発見しました。流行りのLo-Fi系サウンドを作るときに強力なツールとなります。

これが意外のプラグインエフェクトで

「Tape Delay」

が実にすばらしい仕事をしてくれます。


LogicProXのApple Loopsの「Around and Around Piano 01」です。

このループに使われている「Tape Delay」をオンとオフにした状態のサウンドです。

ポイントは「Tape Delay」のアウトプットが「Wet=エフェクト成分」100%であること。本来は、エコー効果のための「Tape Delay」が、テープ録音の劣化表現部分だけを用いているところがミソですね。

Lo-Fiサウンドを作るときに、普通はヴィンテージのアンプシミュレーターやリサンプリングによるビットレート落としなどを用いて「劣化」や「汚し」のサウンドを得ます。

それを、LogicProXの標準付属プラグインエフェクトである「Tape Delay」にて、こんなにも簡単にLo-Fiサウンドを表現できることに今更ながら驚きを感じています。

スクリーンショット 2020-07-09 6.21.26

・DELAYを0.0msにして、Dryを使わずにwet音のみを用いる

・CHARACTERの「Diffuse」を用いて汚す

・MODULATIONにてテープのワウフラッターの挙動を用いてLoFi独特の「揺れ」を出す

これらがポイントとなります。


自分でもエレピサウンドをLoFi風に作ってみました。

1. エレピ単体

2. 「Tape Delay」インサート

3. エレピのトレモロで雰囲気を更に出す


LogicProXの付属音源&プラグインだけでどんな最先端サウンドも出せてしまうことを再確認しています。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?