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【俳句幼稚園】~桜東風.2024

我が子らの背中押しけり桜東風さくらごち

本日は、福島県立高校の合格発表です。ちなみに少し調べたところ、福島以外でも、岩手・宮城・静岡・山口などの公立高校が、今日が合格発表とのこと。

私自身の時を振り返ってみると、私の場合は青森での入試でした。概ね地方では本命が公立高校、第二志望が私立で併願することが多いと思います。
ですが、私の場合は青森での受験時にすでに福島県立高校への編入を計画していたこともあり、私立併願なしの公立一本に絞り込んでいました。

もっとも、「確実に公立高校に入るため」に1月の最後の模試で志望校のランクをかなり落としたこともあり、「高校に落ちるかも」という不安はほとんどなかったです。
実際、私が受験した高校の合格ラインは250/500点満点と言われていましたが、入試直後の自己採点ではそれを100点近く上回っていましたし。

それでも必死で勉強したのは、この青森県立高校の入試の成績が、後で福島県立高校への編入試験の際に考慮されると聞いていたからです。
県が違いますし一概には比較できないのですが、実際に編入した地元の女子校は、偏差値で言えば確か10くらい上のランクの学校。結局、青森県立高校の合格は疑う余地はなくとも、何だかんだと必死で勉強したのを覚えています。


年月は流れ、家庭教師や塾講師をしていた頃の話です。
塾はともかく、家庭教師時代は「受け持った生徒は一度も本命に落としたことがなかった」。ですがその裏では、かつての私と同じように、「県立一本」に絞り込んだ生徒もいました。

自分が指導する側に回ってわかったことですが、これは指導者として認める方も、かなり怖い。
大学入試と違い、高校入試は複数校受験することは、ほぼ不可能です。公立1校、私立1校がせいぜいでしょうか。で、今の時代は「中学浪人」するのはかなりレアではないですか。
受験指導する側にとっては、たとえ他人のお子様であっても、指導を重ねるうちに情も湧きますし、我が子同然の思いで、見守ります。
俳句幼稚園仲間にも、毎年「教師」として生徒を送り出している方がいらっしゃいますが、きっと、多くの「我が子たち」のために気を揉む日々だったのだろうなあ……なんて、感じた次第です。

そんなわけで、今回の一句。
今の季節にふさわしい、私が好きな季語を合わせてみました。
合格した皆様。おめでとうございます!🌸🌸🌸

#俳句幼稚園
#note俳句部
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