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温泉に行こう

いよいよ、あと僅かで2021年も終了ですね。
noteのフォロワー様の中には、「温泉ライター」の方々もいらっしゃって、彼らの文章を拝読していると、私もつい温泉に行きたくなります(笑)。


が、自宅から徒歩圏内に温泉があるにも関わらず、震災前後にこの温泉が「日帰り入浴」をやめてからは、温泉に足を運ぶ機会が減ってしましました。出かけようと思うと、どうしても他の地域の温泉になってしまうのは、残念でなりません。

とれいゆつばさ

ところで、アイキャッチの車両に「見覚えがある人」は、鉄オタ(笑)か、地元民だと思います。

気が付かないうちに、「とれいゆつばさ」の廃止が決まっていたとは……。

やはり鉄オタ気質とでも言うべきでしょうか(笑)。この「とれいゆつばさ」も、乗車経験があるのです😊
facebookの記録を見ると、2016年の3月19日に乗車していました。

始発駅である福島駅ではさんざん見慣れた「とれいゆ」ですが、いざ廃止が決まると、やはり寂しいものです。

そんなわけで、過去の記録から写真を発掘してみましょう。

証拠の乗車券と、足湯利用の当日券。

5年前の話ですので、大分記憶がおぼろげではあります😅
ですが、3月のお彼岸の時期にも関わらず、山形は雪がまだまだ残っていました。

まだまだ雪の残る山形県北部。
本日は、新庄まで行ってから、鳴子温泉に宿泊します。
鳴子温泉に行くのに、素直に仙台から回らなかったのは、噂の足湯つきの山形新幹線に乗ってみたかったから(^^ゞ

当時のfacebookのキャプション説明より

そう、本当の目的地は「鳴子温泉」だったんです。
最近はご無沙汰していますが、「青春18きっぷ」の地域版とでも言うのでしょうか。
南東北3県の普通列車が乗り放題の「小さな旅ホリデーパス」という切符がありまして、これがすこぶる使い勝手が良いのです。
ちなみに、仙台に遊びに行くときは大抵この切符で行くことが多いですね。

何が便利って、南東北で「特急」はないと思うでしょう?
ところが、「山形新幹線」に限っては、福島以北は「特急扱い」になるんです!
なので、別に特急券を購入すれば、福島以北の山形新幹線に乗車できるんですね。
その制度を利用して、「とれいゆ」に乗車したのでした。

車内限定販売だった、ミニワインボトルと「ラ・フランス」のアイスクリーム。

あー、浮かれていた当時の気分が漂ってくる1枚です😁
山形は日本有数の「ブドウ」の生産地で、特に「高畠たかはた町」は駅から徒歩圏内に、ワイナリーがあります。
それだけでなく、何と駅に「太陽館」という温泉が併設しているんですよ!
私もこの温泉に入るために、途中下車をしたものです(笑)。

ところで、肝心の「とれいゆ」の「足湯」ですが。
確か、温泉ではなかったような^^;
法律の関係で、本物の温泉は使えなかった記憶があります。
それでも、「温泉」気分を味わうにはいい設備でした。

足湯の車両は、利用客しか立ち入りが許可されていませんでした。


で、実際に「足湯」も利用しましたよ!
足が太いのは、目をつぶってください。

私が取った指定席の座席は普通のシートでしたが、中には「小上がり」を連想させるようなシートも、ありましたっけ。

年配の方には、こちらのほうが人気だったかもしれませんね。


天井の細工も、美しかったです。天童木工の職人による、特注品だとか。


ピンタレストの画像より。利用者は、着脱しやすい服装で。


福島駅?新庄駅?で撮影したロゴマーク。

ちなみに、このときに「お昼」は何を食べたんでしょう?
うろ覚えですが、多分車内販売で売りに来た、「牛肉ど真ん中弁当」だったんじゃないでしょうか?
山形方面に行くと、つい購入してしまう駅弁です😁

出典:新杵屋HP

ちなみに、山形方面にいくともう一つ手が伸びるのが「峠の力餅」。
米沢近辺のスーパーでは普通に販売しているようですし、山形新幹線の車内販売の商品にもありました。

ですが、私は「在来線の30秒の停車時間」で購入するのも、拘ったな~(笑)。
日持ちがしないので、本当に現地でのお楽しみです。
ちなみに、峠の力餅は少し珍しい?「さらし餡」が特徴。
口の中で優しくほどける味わいです。

出典:峠の茶屋HP。私が購入したのは、5代目の方から。


鳴子温泉

さて、鳴子温泉です。
自宅近くに「温泉」があることですし、地元でも十分に温泉が堪能できるので、なかなか手が伸びなかった温泉でもあります。
ですが、「新庄までの往復だけでは芸がない」と思い、鳴子温泉宿泊を決めた記憶があります。

もっとも、あまり予算はかけたくない。それでも、「ちょっと珍しい温泉に入ってみたい」という、ワガママっぷり(苦笑)。
じゃらんなどの情報を頼りに選んだのは、こちらの温泉旅館でした。

「黒湯」というのは、いわゆるモール泉ですね。
もっとも私は温泉にあまり詳しくないので、若干「油っぽい」匂いがした記憶がある程度です(苦笑)。

ですが、この旅館は「知る人ぞ知る、通好み」の旅館だというのは、後で知りました。
内装も「昭和レトロ」感がたっぷりなので、レトロな雰囲気を好む人にオススメの宿かもしれませんね。

噂の黒湯。女性専用時間帯もあるので、女性客はその時間帯の利用がおすすめです。
ラムネ風呂。いわゆる炭酸泉です。

この高友旅館ですが、いくつかの温泉郷が集まっている「鳴子温泉郷」のうち、「東鳴子温泉」地区にあります。
よく観光ガイドなどで紹介される「鳴子温泉郷」のこけしなどは、あまり見られません😅
本当に「湯治客のためのお宿」が揃っているのが、こちらの地区のようです。
「観光客っぽい温泉情緒」を味わうのだったら、「鳴子温泉駅」界隈の方が、適しているかな?
鳴子温泉郷のほうでは源泉なども見学できて、「温泉街の情緒」を堪能できます。

余談ですが、「温泉旅館」はハードルが高くて、なかなか手が出せなかったんですよね。
何となくですが、今までは

  • 通好み

  • 料金が高い

  • 敷居が高い

イメージがあり、旅先ではつい安い「ビジネスホテル」を選択していたのです。

ですが、夕食・朝食共に「宿泊客みんなで大広間に一同に会して頂く」というスタイルは、なかなか新鮮でした。
お一人様には、少々肩身が狭かったですけれど(苦笑)。
お料理は「地元の山菜などを生かしたお料理」が中心だったと、記憶しています。

何か時間つぶしのものがあると便利

とは言え、山中の温泉旅館で繁華街からは離れているので、温泉に入る以外に特に「観光らしい観光」も、できなかった記憶が^^;
訪れた季節も、中途半端な時期だったせいもあるでしょうけれどね。

おまけにテレビもあまり興味がない人なので、温泉に宿泊しているにも関わらず、「編み物(!)」の道具を持っていって、手袋を編んでいたというオチつきです。
今だったら、MYパソコンを持っていって「ワーケーション」を堪能する、という方法もあるでしょうけれど。

何のために「温泉に行ったんだ」というツッコミを、自分でも自問自答しましたっけ。

おみやげ

鳴子温泉で購入したおみやげは、「栗だんご」だったと思います。

http://www.naruko.gr.jp/onsenkyo/mikaku/

中にゴロっと栗の甘露煮が入ったお団子ですね。
これは美味しかった……と思います。
いえ、けなすつもりは毛頭ありません。
ただ、どうしても近隣の温泉だと、名物が地元と似通ってくるので、インパクトが薄れがちなのです。
美味しいのは間違いないんですけれどね。


次に鳴子温泉郷に行くとしたら、個人的には大崎市中心部まで足を伸ばして、「伊達氏との縁」などの歴史を聞いてみたいですね。
歴史ヲタ的な話になりますが、伊達政宗が仙台に移封される前に拠点を擱いていたのが、岩出山いわでやまなので、JRの駅だと、「有備館」が最寄り駅でしょうか。

ちなみに、岩出山というと、私は「藁苞わらづと」の納豆が思い出に残っています。
子供の頃、一時亡き父がこちらの方面に頻繁に出張に行ってた時期がありまして、「岩出山納豆」を買ってきてもらいましたっけ😁

そんなわけで(どんなわけだ^^;)。
やんさんの「山形も訪れてみたい」という言葉とnoteの「お題」をヒントに、組み合わせてみました(笑)。
やんさんの「鉄旅シリーズ」は、私もついつい引き込まれて旅に出たくなってしまう魅力に溢れていますよ!


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