6月最終週のコングラボード
今週も、頂きました(^^)
Xでは「ちょっとドヤ顔したい」と本音が漏れ出ましたが(笑)、小さな偶然が重なって判明した、新たな資料の話です。
AさんとXで知り合ったのは、振り返ってみれば以前にnoteで活動されていたSさんとの共通の地元繋がりでしょうか……。
そこから、Aさんの作品も時々拝読させていただくようになり、さらにAさんんのXのポストにも目を向けるようになりました。
そして、下仁田戦争の話は知識としては知っていたのですが、そこからまさかの「謎の二本松藩士」の情報が出てくるとは思わなかったです。
そう考えると、どこから情報が飛び込んでくるかわからないものですよね。
郷土史については、同じ地元の人でも、「どの方向に好奇心が向くか?」というのは結構個人差があります。
興味のベクトルの向き次第では、調べる資料も自ずと変わってくるわけで、それらをトータルパッケージとしてさまざまな角度から検証しないと、「本当の歴史」というのは、実態がつかみにくいなあ……というのが、最近の私の実感です。
そして、少し前に平林先生がXでポストされていた投稿に、色々と考えさせられました。
『人の論著をやり玉にあげるが……(中略)「評論家になるな」』というのは、本当にその通りだと感じます。
現代と異なり、昭和くらいまでの資料は、割と書き手の「主観」に基づいた一次資料も珍しくありません。
それを承知の上で、かつ実態を解明しようとするならば、安易に「◯◯の資料は信用できる(もしくは信用できない)」と「評論家」ぶるべきではないのでは……。
「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、私の場合、拙作の設定が後から「史実にかなり近かった」という経験を何度かしていることもあって、安易に「評論家気取り」にはなりたくないなあ……と、自戒を込めつつ書き進めているところです。
それにしても、藤田芳之助。
最後に、大きな課題を投げかけてくれました(^_^;)
それでもどこかで彼のご子孫がいらっしゃるかもしれないですし、天狗党についても、フォロワー様にその末裔がいらっしゃるので、やはり「鬼と天狗」は、一方的な「勧善懲悪モノ」にはしたくないですね。
Xでは新たな二本松藩士の末裔の方からもコンタクトを頂き、何気に二本松藩関係者の間では知られている作品……に、成長しつつあるかもしれません(笑)。
以上、今週のコングラボードでした。
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