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【みん俳】つゆばた俳句
久しぶりに「企画」を覗いてみたら、見据茶さんが「曲から一句」に挑戦されていたのを拝読し、刺激されました(笑)。
私も、「曲から一句」が好きなもので(*^^*)
というわけで、七夕&「梅雨っぽい」曲から句を捻ってみた次第です。
The Seventh Night of July(たなばた)
煌めける子らの楽の音乞巧奠
【季語】乞巧奠
以前にも「吹奏楽」曲から作ったこともありますが、これは本題の「The Seventh Night of July」よりも、副題の「たなばた」の方が有名かもしれません。
恐らく、作曲者である「酒井格」氏の代表作と言えるのではないでしょうか。
七夕というと、しっとりしたイメージを想起させますが、この曲は「パーン」と弾けるような、そんな明るさがあります。
この曲を聞いて思い出したのが、私の出身の小学校で行われていた「七夕音楽祭」。
そう、なぜか私の小学校は「学芸発表会」の場は、七夕の頃に行われていたんです。恐らく、「乞巧奠」(七夕祭りのこと)にちなんだものなのでしょうね。宮中で節会として行われる乞巧奠では、芸妓上達の祈りも込められていたそうですし。
ちなみに音楽も多少嗜んでいたもので、上級生になってからは割と目立つポジションを任されることが多く、普段陰キャラの私にとっては、数少ない(笑)晴れ舞台の場でもありました(*^^*)
水族館~サン=サーンス
夜半の雨金の尾曳ける蛍かな
【季語】蛍
曲の題名にちなんで、「水族館デート」の句も考えたのですが、うまくまとまらず……。
少し視野を広げ、曲の持つ幻想的な雰囲気と、蛍の神秘的な雰囲気を組み合わせてみました。
サン=サーンスのこの曲は、ドラマのBGMなどで使われているのを聞いたことがある人も、案外多いのではないでしょうか。
私は、「のだめカンタービレ」のBGMで使っていたのが記憶にあります。
夏は、夜。月のころはさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一ひとつ二ふたつなど、ほのかにうち光ひかりて行いくも、をかし。雨など降ふるも、をかし。
後は、清少納言がこの曲を知ったら、何気に「枕草子」と合わせそうだなあ(*^^*)……という感じも。
水の戯れ~ラヴェル
雨傘に戯るる雫昼下がり
作ってみて意外だったのですが、これは「無季語」の句になりました。
ですが、雰囲気としてはやはり「梅雨時」の情景だと思います。
ラヴェルの「水の戯れ」も幻想的な雰囲気を持つ曲で、今の季節にはぴったりではないでしょうか。
「水の戯れ」は、昔エレクトーンでちょっとだけ挑戦したことがありますが、挫折しました。多分かなりの難曲💦
全音ピースで調べたら、やはり難易度Fクラスの難曲でした^^;
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ですが、やはり「梅雨」に合わせてみたくなる一曲です。
以上、「つゆばた」俳句編でした(*^^*)
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