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【ライラック杯】~短歌編

というわけで、始まりました!ライラック杯。
今回は、短歌から先に出します。

花冷はなびえのあしたに寝起くつごもりに
背平そびら伸ばさむ新しききぬ

実は、諸事に追われていて提出しそびれた「俳句ポスト」の未完成句からの、短歌への転換です。
短歌は季語なしでもOKなのですが、この場合、季語は「花冷」。

佐保姫さほひめの吐息撫でをる我がうなじ
しのぶもちずり目覚めさせむと

こちらは、確かTwitterで回ってきた「NHKスペシャル」への投稿で使った気がします。
「しのぶもちずり」は、伊勢物語などで登場する言葉で、
「ひそかに人を恋い慕う心の乱れの意」の意味だそう。
余談ですが、漢字にすると「信夫文知摺」でしょうか?

奥多摩おくたまの吉野のさとに梅かほ
君となずらふいにしへの日々

こちらは、別サイトで発表した拙作の光景より。
舞台となっているのは、東京都青梅おうめ市にある吉野梅郷よしのばいごうです。
実は春に訪れたことはないんですけれどね(笑)。
二人が結ばれる場面で、吉野梅郷を使いました。

以上、今回の応募作です。

スタッフの皆様。
いつもありがとうございます!(*^^*)


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