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就労継続支援B型事業所~運営者の苦悩


法改正に振り回された日々

はじめまして!
僕は大阪で#就労継続支援B型事業所 を運営しています。
就労継続支援B型が2006年4月に施行され、当時は障害者自立支援法でしたが現在は現行の障害者総合支援法に位置づけられています。
僕は施行されたその2年後の2008年から就労継続支援B型事業所を運営しております。
幾度となく振り回された法改正、運営指導などで眠れないぐらい意味不明な書類を整えていたことを今でも思い出します。

来たよ、運営指導

経営する立場になると現場をスタッフに任せざるをえません。
#運営指導 の通知は早くても2ヶ月前より通知が来ます。簡易書留でも無いので「もしも郵便配達の人が落としたらどうなるんだろう?」と毎回思います。 『ある日突然ピンポンと鳴って、ドアを開けたら運営指導の職員さんだった』 なんて最悪なことがあるかも、、、と常に僕は思ったりなんかしちゃっています。
そんな悲惨な状況になっても自信を持って『大丈夫!』と言えるぐらい書類揃えようぜ!というのが僕のスタイルです。
実は先週、運営指導が来ましたが、僕の事業所では普段からきちんと書類を作っているのでめちゃくちゃ安心です。本来は10時から17時の予定だった運営指導が、たったの3時間で終わりました。完璧だったそうです。たまたまかも知れませんが、だいたいいつも問題ありません。

事業者ハンドブック、全部読めてますか?

役所から公表されている必要な書類一覧は、就労継続支援B型事業所以外のサービス(例えば全くかけ離れているような居宅など)も含め50種類ほどですが、実際には(加算にもよりますが)100種類以上あります。
それを知らずに準備万端と思っていた運営指導が『書類が足りなくて行政処分に!』という悲惨な結果に至るかもしれません。
「50種類しか公表してないじゃないか!」と怒ったところで
「(3500ページにものぼる)#事業者ハンドブック を読み込んでいない事業所側が悪い」と言われてしまうのです。福祉を運営する上では常識です。

「聞いてないよ!」と怒っている人

市販のアプリって実際どうなん?

最近は支援日誌のシステムも販売されていますが、ちゃんと必要な書類は網羅できているのでしょうか?
世間に売られている支援日誌システムは現場の人が作っているのではなく、現場を理解していない頭の良い人が作っています。実際『運営指導』のことを質問しても回答はできないと思います。
大手のシステム会社が作った支援日誌システムは、システムの中の項目以外の書類はノータッチです。範囲外なのです。リスクもありますからね。

例えば勤務予定(実績)一覧表を作成するには約26種類の書類のリンクが必要になってきます。「全ての書類はリンクする!」が僕の教えになります。
支援日誌システムの中に『#欠席時対応加算』の項目があったとしましょう。
「欠席した日」、「次回の通所予定日」、「理由」、「支援内容」、あってもこれぐらい。
いやこれでも優秀な方です。

事業所ハンドブックでは『急病等』と記載されています。
『等』はどこまで含まれるのか?
『等』を理解すると取れるべくして加算がしっかり取れます。
理解しておくことで運営指導でも信念を持って説明ができます。
杓子定規のようなルールだけではなく、そこに『想い』が必要になってくるのです。障害福祉サービスの難しいところであり楽しいところでもあります。

無いから自分で作った、共に成長するシステム

もし実地指導で書類の不備が見つかったら、、、
今、通所している利用者さん、そしてスタッフとその家族、自分自身もそうです。書類一つで全て失う可能性があります。
就労継続支援B型事業所に特化した書類の一覧表はどこにも存在しません。
市販のシステムも完ぺきではありません。
だったら自分で作ってしまおう!ということで、ほんまに使えるシステムを作りました。
僕の作ったシステムには全て揃っています。
置いてけぼりにしない、担当者一人だけの責任にしない!そんなシステムになっています。
最近では『儲かるから就労継続支援B型を運営しました!』という事業所さんが多くなってきました。実はそういう事業所さん、僕はウェルカムなんです。
理由はどうあれ、生きづらさを抱えた障がいのある方々にチャンスが生まれますから。想いがあろうがなかろうが僕と出会えば必ず想いを注入します!

『#共に学べる』、『#成長しあえる』そんなシステムを作りました。ぜひ僕を感じてください。

共に学べる成長し合える

事業所運営者に向けた情報を発信

これからは僕の過去、現在、未来のことや、就労継続支援B型を運営していく中で皆が抱える悩みなど『うわ〜分かるわ〜』と共感できるネタも書いていきます。
#厚生労働省 が発信する新情報などもわかりやすく書いていきますね。
大阪に来た時はぜひ僕の事業所に書類を見に来てください!
そんなシステム会社は世の中探してもあるでしょうか笑笑

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