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エンジニアからQAになってみて: わたしのこれまでについて

🐳この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の34 日目の記事です。

こんにちは。QAのコタツです。早く冬にならないかなーコタツを早く使いたいです。

まあそれはどうでもいいんですが、先日こちらのPostをしたところ沢山の人から反響を頂きました。ありがとうございます、私は求められると嬉しくてホイホイついていってしまう性質ですので、早速書いてみることにしました。

私の経歴の話と、エンジニアからQAになってここが良かった!という話と、2つに分けて記事を書きます。こちらの記事は私の経歴の話のみ、前編です。QAになってよかったことの話をするためには、私がエンジニアの頃の経験をしないといけず、しばしお付き合いください!

私の経歴について

私は2015年から某人材系の事業会社にバックエンドエンジニアとして新卒入社し、そこから5年ほどエンジニアとして働いた後、諸般の事情からQAへ転身しました(後述)。前職は全部で7年ほど在籍しました。前職でQAを2年ほどやり、それからログラスに一人目QAとして入社した形になります。
QA歴は丸3年経過し、やっと4年目のまだまだぺーぺーです。

エンジニアになった経緯と、どんなエンジニアだったのか

私のキャリアは成り行き100%です。バックエンドエンジニアになった理由は、「インターネットが大好きなので何らかの形でインターネットに関わりたい」という至極個人的なものでした。孤独な中高生時代を過ごしていたので、インターネットばっかりやっていたためです。(今もインターネットばっかりやっていますが)
就活している当時は関わり方としてはデザイナーでもPMでもなんでもいいと思って、とりあえず目についた会社を受けていました。意識が低い。

大学時代も特に情報系の勉強をしていたわけでもなく全く未経験でした。個人サイト全盛期の時にウェブサイトの無料テンプレートをコピペでツギハギして個人サイトを作成していたというただそれだけの理由で、前職の面接は途中までデザイナー志望で進行していました。(ただのオタクです。Yahoo!ジオシティーズも使ってました)最終面接で当時のCTOに「エンジニアのほうが向いてると思うよ?」と言われたので、じゃあ…ということでエンジニアとして入社しました。最終面接では母がアフィリエイターしている話をしたりして、おもしろ枠ポテンシャル枠として拾っていただいた形になります。

そんなこんなで意識が低いエンジニアとなりましたが、最初の方は本当に落ちこぼれのポンコツエンジニアでした。エンジニア以前に、ポンコツ社会人でした。ちょっとここでは恥ずかしくて具体的なエピソードは言えないので、こっそり飲みの場とかで聞いてください。

エンジニアの頃の経験で今にダイレクトに生きているなと思っているのは運用チームでの経験です。エラーバジェットを導入するべく、主に積み重なったバグ・エラーの改修や、SLOの導入をするべくスロークエリのチューニング、問い合わせ対応等を行っていました。当時、周りの同期入社はグロースチームで新たな機能の開発をしていて楽しそうだなと羨ましかったのですが、実績も経験もない私は何も選ぶ権利ないなと思い歯を食いしばって働いていました。このときの経験は今になっても地味に生きているなと思います。

エンジニアをやってみてわかったこと

サービスを落としてしまったり、ヤバい負債を生み出したりして紆余曲折色々と壁にぶつかりながら、素晴らしい先輩や同僚に囲まれて一人前のエンジニアになっていったのですが、その中でわかったことが色々とありました。

  1. 気合とコピペとGoogle検索でなんとかできることは少ない ←当たり前

  2. エンジニアは非常にたくさんいて、土日も技術が好きで常に息を吸うように学習しているエンジニアは大勢居る。自分には敵わない

  3. 自分は課題解決が結構好きで、お客様に喜んでもらえること、作った機能で事業が成長することが喜びである

グロースチームにいた時にお客様の課題解決が面白いと感じ、企画書を書いて設計して実装して、テストしてリリースして効果検証してデータ分析する、営業と話してフィードバックをもらう、という全プロセス一気通貫をやっていました。また、自分の特性として、モヤモヤを放置したくないので、プロセス改善とまでは行きませんがうまく回っていない会議体や要望対応フローを改善するなどの活動もしていました。(伏線)
グロースチームの頃は沢山の人に恵まれ、全社アワードでチームMVPを受賞したりなど、自分の中でチーム開発の成功体験となりました。

QAになった経緯と、どんなQAなのか

ある時参加していたPJが立ち行かなくなり、そのサービス歴が浅いエンジニアは大量異動となりました。私はその大量異動リストに入っていて、当時の事業開発部長の独断と偏見でそのPJのQAに配置されました。

立ち行かなくなったPJについては多くは書きませんが、エンジニアとして関わっていたPJのQAをするという経験は原体験として強かったなと今になって思います。サービスのビジネス的勘所、エンジニア的勘所の濃淡が手に取るようにわかり、第三者検証会社さんで9割占められたQAチームの中で、私は全く異なる角度からプロダクトを見ることができ、バリューを発揮することができました。

そんな形でQAとしてのキャリアをスタートした私の基本スタンスは、「プロダクト開発で顧客の課題解決をしたい」です。砕けて言うと「事業を成功させて、チームみんなでうまい酒が飲みたい」というものです。アプローチの方法が変わりましたが、エンジニアの頃とスタンスはそんなに変わりはありません。成功の要素としてプロダクト品質がボトルネックになりやすく、自分の特性とマッチしているので、QAをやっています。

きれいな言葉に書き換えた詳細はこちらになります:

(でも、私はジャンルとしては「実装以外はなんでもやる系エンジニア」なのかもしれません)

私についてまとめ

  • 顧客の課題解決に興味がある

  • チームみんなで成功し、うまい酒が飲みたい。チームで成功した成功体験が忘れられない

  • 作り込む、ということも面白いけど、届けて価値を感じてもらう、というところも興味がある

エンジニアからQAになった感想として、結構良いし自分に合ってるという感触があります。後編では、エンジニアからQAになるべき10の理由を書き連ねていきたいと思っています。
たとえば課題解決好きのエンジニアはQAに向いてると思っており、そんなエンジニアの方にも、QA面白そうやってみたいなーと思ってもらえると幸いです。

お読みいただきありがとうございました。後編はこちらです!

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