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QAとしてログラスを選ぶべき理由と、アジャイルQA大募集の背景

こんにちは。ログラスでQAをしているコタツです。

早くも今年も終わりが近づいてきましたね。突然個人的な話で恐縮なのですが今年は人生初の転職をして、人生初の一人目QAということで怒涛の一年でした…。
そんなわけなので、弊社ログラスでの、QAエンジニア大募集のnoteを書いてみることにしました。ログラスの品質文化を確立し、開発組織、ひいては会社全体に浸透させ、ログラスの品質向上を一緒に推進していく方を探しています!
この記事では、ログラスでQAをしていく魅力や意義について説明した上で、ログラスのQAの取り組みについてご紹介したいと思っています。本ポジションに少しでも興味を持っていただけたのであれば、まずは私とフランクにお話しさせてください!

この記事はこんな方に特におすすめです:

  • ログラスという会社についてはなんとなく知っている

  • ログラスのQAに興味があるが、何をしているかはわからない

なぜログラスのQAなのか

ログラスはミッションに「テクノロジーで、経営をアップデートする。」を掲げており、経営管理領域のデータを一元化するプロダクトを開発しています。

経営に関わる人間が本来価値を発揮すべき仕事に専念できる。目標達成を支え、より高い企業価値を創出できる。
そんな世界を創るために、私達ログラスは立ち上がりました。

引用:私たちについて|株式会社ログラス(https://www.loglass.co.jp/about)

なぜログラスのQAなのか、に入る前に、QAとはなんなのか説明させてください。
注:ここでのQAは、テスト以外の品質を上げる全ての品質保証活動を指しています。
なぜQAをするのでしょうか。バグを少なくする、仕様通りのものを作る、継続的なシステムの運用をする、などさまざまな理由がありますが、より抽象度を高めると、良いプロダクトを作り、お客様により多くの価値を届けるためと言えると思います。この「良い」の中には、「当たり前品質が良い」も含まれますし、「魅力的品質が良い」も含まれます。
当たり前品質が良いプロダクトを作るためには、エンジニアのパフォーマンスを120%発揮できる組織の状態にしなければならないですし、魅力的品質が良いプロダクトを作るためには、PdMや企画・CS・デザイナーなどの方々が本来価値を発揮すべき仕事に専念できる世界を作らなければなりません。

ログラスは経営に関わる人間をターゲットにしていますが、QAはプロダクトに関わる人間をターゲットにしています。ターゲットは違えど、本来価値を発揮すべき仕事に専念するために何をすべきかを考えることは一緒です。

というわけで、「経営に関わる人間が本来価値を発揮すべき仕事に専念できる。目標達成を支え、より高い企業価値を創出できる。」というログラスのミッションはQAの仕事の本質的な部分と合致しており、また社会的な意義も感じられるため非常にやりがいの大きいものと言えます。

若干突拍子もないことをあえて書くのですが、QAの仕事を突き詰めていってGDPを上げていくというのが私の夢です。突拍子もないですが、大変真剣(マジ)です。QAをして品質を上げていくということはさまざまな人が本来価値を発揮すべき仕事に専念することで、ゆくゆくは生産効率を上げることにつながっていくと思っています。

と、いうのも文脈は違うんですが代表の布川も似たようなことを言っており、シンパシーを感じているっていうのも「なぜログラスなのか」の理由の一つでもあります。

ログラスにおけるQAの立ち位置

さてだいぶ大風呂敷を広げてしまいましたが、現実に戻ります。

前提:ログラスにおけるQAのスタンス

ログラスにおけるQAの担当領域・興味範囲はテストだけではありません。
中長期的に見て、開発チーム全体で品質担保できる状態になることが理想の状態としています。

そのために動き方として以下を想定しています:
× テスター
○開発チームのQAスキルを上げていく人

ログラスのQAのこれまで

まるでチアリーダー


注力ポイントは設計フェーズ

現在までのログラスにおいて、QA専任のメンバーは2022年6月に入社した私一名のみです。業務委託の方などもおらず本当に一人QA体制なので手を動かせる範囲に限界があります。なので私はテスト実施を行うことは少なく、より介在価値が大きい活動と開発チームのQAスキルのベースアップにフォーカスしています。
開発チームは3チームあり、QAはその中の1つのチームに所属しています。基本的に何かを成す際は開発メンバーの支援が必要ですので、所属チームの開発者の力を借りながら、さまざまなことを進めています。

  • 基本的なQAの思想のインプット・啓蒙

    • シフトレフトという概念の紹介

    • W字モデルに近づくようにテスト設計フェーズを設ける

      • 所属しているチーム内のテスト設計レビューを行う

    • 開発者有志を募り、第三者検証会社が運営しているテストセミナーに参加してもらう

  • テスト設計・実施は基本的に開発者が行う。QAはこのフォローをする

    • 一方で障害発生など緊急時やチームの支援の際にはテスト設計・実施を行うこともある

  • 品質改善活動基盤を作る

    • JIRAを用いて不具合や作業内容を蓄積するためのルールやフロー作り

    • 必要な工程が漏れないような開発フロー整備

    • 障害の定義を整える。既にあったポストモーテムの改良

    • 障害分析

    • スクラムマスター的な活動

テストフェーズにおいて現状QAが見れているのは単体テストの一部のみです。結合テスト・システムテスト・受け入れテストについては、開発者が気を利かせて自動化していたら存在するかもしれないといった具合です。

ログラスQAのこれから(中期)

開発者と二人三脚をしていきたい


主な注力ポイントは単体テスト、結合テスト、システムテスト、受け入れテスト

ログラスのプロダクト組織は、ここ1年で数人規模から15人規模へと飛躍的に拡大してきました。ここからはQAは開発チームのメンバーの一員として、スクラムチームと行動を共にし、プロダクトの価値創出に貢献していければいいなと思っています。具体的にいうと今ある3つの開発チームにそれぞれ一人ずつQAが入り込むのが理想です。
QAが3名になったら、より深くテストフェーズに入り込めるようになるので、今は全く手が回っていない結合テスト・システムテスト・受け入れテストにもコミットしていきたいです。

  • これまでやってきた活動も引き続き行う

    • 基本的なQAの思想のインプット・啓蒙など

  • テストスキルを持った人がチームの活動にガッツリ入り込み、開発者と共にテスト観点を出すし、各種テストも実施していく

    • ドメイン理解も深めていく

  • 結合テスト、システムテスト、受け入れテストの設計・実施・運用をチーム全体で進める

    • 自動化ももちろんやっていく

  • スクラムマスター的な活動

    • スクラムマスターはチームの障害を取り除き、チームの成熟度を上げる人なので、QAにスクラムマスター的なスキルがあるとより良いと思っています!

このフェーズでは、今までなかなか満足にコミットできていなかった開発チームにより近づくことと、プロダクト/ドメインにより近づくことがテーマになっています。それによって、プロダクトの価値創出や顧客に価値を届けるという部分の解像度をより上げていけると考えています。

ログラスQAのこれから(長期)

各チーム担当者+1名の体制を想定しています


要求テスト、仕様テストにも手が届くようになる

各チーム担当者+全体を見る人1名の体制を想定しています。チームに入り込む人だけではなく全体を見る人が入ることによって、上流工程やプロダクト品質以外の品質にも取り組むことが可能になります。QA・エンジニア起点で機能開発の提案ができるようになり、よりイノベーティブな製品に近づけるようになります。今まで所属するスクラムチームを通してしか各職種へのアプローチがなかったQAが、分析結果や要求テストなどを通じ、また今まで蓄積してきたドメイン知識を根底に、PdM, CS, Dsn, EMなどの関係各所に直接連携するようになっていき、QAがよりプロダクトの成長にコミットしていくことを想定しています。

  • 障害・不具合分析をすることによって開発チームの不得意分野を見つけ、先手を打ってテストができるようになる

  • 要求テスト・仕様テストにも注力でき、企画レビューや提案などできるようになる

  • 組織品質にもQAが専任として取り組めるようになる

  • 開発チームのベロシティ分析・改善活動

QA出身のスクラムマスターやPdMが登場していても面白いかなと思っています。また他職種(エンジニア、ビジネスサイドなども)からQAにジョブチェンジしたいと思われるようにQA組織自体を魅力づけしていきたいなどとも夢想しています。

このポジションの魅力

これから一緒に考えられる

前述の通り、私は2022年6月に入社してまだやっと半年なので、方針としてまだまだ方向性が定まっていなかったり、手が回っていない部分はたくさんあります。一緒に一つ一つの課題に向き合い議論して、長く険しい品質向上への道を共に歩んでくれる方を求めています!

なんでもできる

ログラスは組織として品質課題を認識している上に周囲を巻き込みやすい文化であり、どの方もとても優秀で話が早いため、やりたいことがどんどんできます。開発者もQAや品質に理解があり、品質に関する個人目標を追っている方さえいます。
なんでもできるのはログラスにバリューが浸透していることも理由に挙げられると思っています。ログラスでは品質文化を確立していくにあっても大切となる3つの行動指針(バリュー)を定めています。「Feed forward」「LTV first」「But we go」というのですが、各々の詳しい説明はコーポレートサイトのページをご参照ください。とにかくこのバリューを体現すると(≒テスト活動, QA活動をすると)称賛されるため、説明・コミュニケーションさえ怠らなければQAとしては非常にやりやすいですし、できないことはほぼないです。
ログラスのカルチャーについての詳細は以下をご覧ください。

要件と連絡先について

いろいろ書きましたが、募集要項はこちらになりますので、ご興味ある方はぜひ気にかけていただけると幸いです。

まずはカジュアルにお話を…という方はTwitter 経由でお声がけいただいても構いません!オンラインでもオフラインでも、チャットでもなんでも大丈夫です。DM解放しておりますのでよろしくお願いします!

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