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年末年始になると動き出す自分

●2023年の驚きの更新回数

昨年の振り返りはこちら。

ここでは「2回しか更新しなかった」と書いてます。

…なんと、今年の更新回数は1回になりました!

いよいよ自分の考えを文字に起こすことを放棄し始めている私ですが、2024年はまさかの0回にならないように需要も何もないnoteの更新を頑張りたいと思います。

とりあえず年内最後の更新は、徒然なるままに最近感じていることを並べていきます。


●言葉はいつだって大切

ちょいと前、SHIROの社長さんの発言でThreadsが少しだけ燃えてました。
※たまたまアプリを開いたらソレで、鮮明に覚えています。

SHIROがPRをせずにここまできた理由。

※前段省略、一部抜粋

無理にPR会社に頼み、インフルエンサーとやらにお金を払い、使ってもいないのによく書いてもらったりして。そんなの、私には透けて見えます。そしてそんな製品は使いたくない。

時間はかかり、遠回りかもしれませんがSHIROはこの方法でここまできました。
1人のお客さまが大切な1人にお薦めしてくれて、その15年の連鎖が今のSHIROを作ってくれています。

Treads - imaihiroe氏より一部引用

そんなに文句を言う必要ある?と思うぐらい、色んな方々が鮮度の高い獲物を狙うハゲタカのように喰らいついておられました。

もちろん当人の感情的な表現には、一部の該当者に向けてネガティブな感情をぶつける意図があるのはわかります。そこは「まぁまぁそないにキツい表現しやんでも…」とは思いますが、結局は周年を迎えるにあたりお客様への感謝と共にブランドの方針を再定義しただけなんでしょう。

その瞬間、Threadsのタイムラインが彼女に対する針の言葉ばかりで埋め尽くされて、全く関係ない自分でも嫌な思いをしたことを思い出します。

あそこで反撃された中におそらく該当する方々が混じっていたんだろうと思いますが、中には解釈が利己的すぎるコメントや元投稿の意図も何も見えていない解像度の低いコメントがありました。

他人を攻撃する方々の思想背景には当人の環境要因もあると思いますが、この一連の流れによって言葉が持つ重力を感じざるを得ませんでした。

リアルに話す時でも、テキストで表現する時でも、言葉とは人の感情をコントロールする強い武器になり得る。

だからこそ、思想を言語化する能力とそれを読み取る解像度、そして解釈の幅を広げていくことが必要なんだなと考えています。

●現代の進化と人の言語能力の逆進性

現代ではInstagramが主流になって、X(Twitter)とか上述したThreadsとかTikTokとか…etc、SNSが増えすぎている。私の学生時代はmixiぐらいしかなかったので、今の若い人たちは大変だなぁと傍観しています。
画像や音楽、動画などをチョチョイと編集して投稿するだけでOK。あっという間に自身のメッセージをイメージで表現できる人たちは凄いと思います。

その中でもより抽象化能力に長けている方々をインフルエンサーと呼ぶのでしょう。

自身が目で見たモノや感じたコトにトレンドを載せて大衆に投げかける。言い換えると、一芸を武器に票を集める社会の先導者になり得る能力。
その思想がどうであれ、手段としてのインフルエンサーはとても社会的影響力が大きいと言えます。

ただ、一般消費者である私から見るとその先導者たちの中も玉石混交だと思います。

元々、インフルエンサーになろうと思って様々な活動をしているのか、気が付いたらフォロワーが増えてインフルエンサーになっていたのかは明確な違いがあります。
どちらがどう云々…といった分類はありませんが、コンセプトや人生観に共感ができなければ図らずしもバズるようなことはないでしょう。そういう意味では後者の方でファンが増えることが本質的なインフルエンサーなのかもしれません。

さて、問題はそれに憧れて表層的にトレースしようとしている視聴者層です。
SNSが便利で簡単であるがゆえに、投稿者側も受信者側もインスタントに、いわゆるサクッと捉えて利用しているケースが多いように感じます。
※あくまで個人の感想です。

アプリごとに役割を与えて使い分けしていることがほとんどだと思いますが、いずれも熟考するわけではないですから簡単な表現になりがちです。
簡単=わかりやすい表現になっているだけなので、その意図を読み取るためにはよくよく考える必要があります。にも関わらず、現代の人々は忙しいので字面通りに解釈することに慣れてしまいました。

その結果、SNSの隆盛が続けば続く限り、言語に関する能力が失われていく逆進性がありそうな気がしています。

まるでテクノロジーに飲み込まれていくような感覚。

便利になったり自由度が増したり、ある側面では豊かになったかもしれませんが実際は真逆。考える力が育まれなくなり、そのうち心も奪われてしまう。
そんな気がしてなりません。

●自分以外の思考をトレースして脳を鍛える

とはいえ、SNSを使いこなす中で抽象的な表現が身に付くのはとても素晴らしいことだと思っています。
具体と抽象を行ったり来たりすることが課題解決の思考テンプレート。
これは仕事でもプライベートでも欠かせない手段/能力の一つです。おまけにそれが現代利器の力を借りてスムーズに、誰でもプロのような振る舞いで進めることができるのだから、むしろ喜ばしいことではないでしょうか。

だからこそ、顕在化しているだけの表面上の言葉に踊らされずに本質的な意図や構造を理解する力が必要です。テクノロジーに飲み込まれない人間性というのは、言語の理解力と解釈の豊かさを持ち得ることだと考えます。

嫌なことがあったらすぐに逃げる。
自分の価値観に沿わなければ排斥する。
日常生活でふいに出会うことを嫌悪して、ネガティブな思想で脳を埋めてしまっていては決して豊かな発想は生まれません。

まずは現実を受け入れる。
そして、しっかり考える。
時には何でもやってみる。

特に思考の解像度を高めることは、社会人にとってはとても強いスキルになります。
視野を広く、視座を高く、あらゆる可能性を整理して分類する。感情を排してパズルのように思考を巡らすクセをつければとりあえずなんでもまとまります。

まずは相手/ターゲットの気持ちになって考えること。

小学生ぐらいから言われ続けてきていることかもしれませんが、そんな当たり前なことから始めてみようと思いました。


●忙しさにかまけるのは損

というわけで、2023年も仕事にプライベートにバタバタと忙しいことを言い訳に、自分の可能性を閉ざしてしまったことが悔やまれます。

ジムで身体を鍛えることも、noteなどで自身の思考のアウトプットをすることも優先順位を下げてサボってました。やってみたら身体も脳もスッキリするし、何より鍛えられるんだからやった方がいい。

2024年はおそらく社会人になって最も激しい365日(366日)を過ごすことになりそうです。
だからこそ、心とスケジュールに余裕を持ってより良い大人になれるように頑張ります。

たぶん。

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