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育児詩1

「小さなきみへ」

生まれたばかりのきみは とても不思議な存在だった
さっきまでお腹の中にいた子が ここにいるなんて
何だか奇妙でたまらなかった
そっと握った手が 小さくてあたたかかった

わからないことだらけ
落ち込むこともある
だけど つぼみがほころぶように笑うきみを見ていると
何もかも大丈夫と思えてくる

ママときみを親子にしてくれるのは
一緒に過ごす大切な時間
ママは ゆっくりゆっくり ママになる
きみは ゆっくりゆっくり ママの子になる
だから 一歩一歩手をつないで歩いていこう
きみが ママの手をほどく その日まで

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