手術まで①

2021年5月のある日。起きた瞬間から様子がおかしかった。左の肩から腕にかけて、とにかく痛い。歩くと響いてとにかく痛い。家から一番近い整形外科に行く。レントゲンを見てすぐにMRIも追加される。私が見ても様子がおかしい事がわかる画像だった。ちなみにアイコンにしています。神経えぐってますね。

もう整形外科の段階ではないって事で脊髄外科に紹介状を書いてもらう。その日は金曜日。すぐその場で電話をして月曜日の午前中に予約。ロキソニンと貼り薬をもらって帰宅。きっと手術なんだろうなぁと思ったら痛みが増してきた。

翌日の土曜日。私には用事があった。それは涼風真世を観に行くこと。ここ数年、宝塚という沼にドはまりした私は過去作品も見まくっていて現役ジェンヌだけではなくOGジェンヌにまでハマりだしていた。中でも特に見たいOGジェンヌの涼風真世が地元にやってくる。痛みに耐えて座ってられるのか不安だったがロキソニンをしっかり飲んで貼り薬をびっしりと貼って観に行った。

舞台はとても良かった。観に行けて良かった。が、素敵な音楽は心だけでなく、私の頸椎にもかなり響いた。特に市村正親と山口祐一郎のベテランミュージカルスターの美声は私の頸椎に響いた。

こんな頸椎ではダメだ!絶対に行こうと思っている月城かなとのトップお披露目公演に行けないじゃないか!

ミュージカルが手術の後押しをしてくれた。気がする。

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