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トイレットペーパーの生産が追いついたので、コロナ嘆きは終えよう

天気も良かったのでこどもと近所をぶらついていると、ドラッグストアやスーパーマーケットにトイレットペーパーが陳列されていた。

どうやらようやく生産が追いついたようだ。

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こちらはロイヤルホームセンター梶ヶ谷店。

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こちらは近所のまいばすけっと。

これだけ長い間トイレットペーパーが店舗から姿を消すほどの買い占めが行われていると思うと、もはやウイルス以上の心理攻撃的パンデミックが起きている。

目に見えないものの襲う恐怖に、人が如何に怯えてしまうのか。人の弱さを世界的に露呈した。不安だから物を買い占めて安心するという行為に出てしまう日本人の性質はよく分かった。物流関係企業は今後未曾有の社会現象が起きたならば、今回の教訓をもって流通量をコントロールした上で対応しなければならない。

そして、マスクのほうが未だ市場に出回る気配がないので、こちらはもうしばらくかかりそうである。電車で咳き込めば睨みつけられ、他社訪問の際にもマスクをしないなんてマナーがなっていないなんて言われてしまう生活は続きそうだ。※実際にあったそうだ。

気温も上がってきたので徐々に来週の連休明けからは緩慢担ってきそうだ。

実際のところ、世界的な報道を見ている限り、いまだ新型コロナウイルスによる死者数は増え続けており、終息の目処が立っているようには思えない。しかし、国内では徐々に営業自粛のムードが終わりつつあるようだ。

店舗を構えての営業や、イベントやライブが主体の事業の多くは、今月末あたりが経営としても限界なのではないだろうか。

東京ディズニーリゾートも月内まで休演中だが、ショーのアクター所属事務所から休業中の特別手当を支払うよう要請書を出すような事態に発展しているようだ。当然といえば当然の要求ではある。

我が社もコロナショックの煽りを食らって、プロジェクトの延伸などの打撃を被っている。

だが、通常の理由ではプロジェクトに交渉できないような人員の異動や、特別な費用調整がこの機会に出来る大義名分となるので、いくつかの「コロナチャンス」もある。

テレワークを文化にするにも、実態が伴っていなかった大手企業も、今回の件で対応に追われている。社員のテレワークによる実務データを得たので、今後の設備投資や制度自体の見直し、働き方改革の推進を再検討する機会に恵まれたことだろう。

現状を嘆くことは、次へ進むための大切な儀式である。散々嘆いたのなら、それで結構。ビジネスマンなら今あるチャンスを掴み取る方向に思考を巡らしてみよう。

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