春を待つ蛙

５歳の次男が楽しみに毎朝、プランターに水をあげている。

デザートに食べた柿や林檎の種を集めていたと思ったら、プランターに植えていたようである。

芽を出すとしても随分先なのではないかと思うのだが、楽しみに毎日一生懸命に水を上げている様子はとてもかわいいのでじっと見ている。

今朝プランターを見ると、水を溜めるプラスチックの蛙の園芸用品が顔を出していた。

なんだか、口を開けて明後日の方角を向いているので間抜けに見えたが、まるで春を待つ次男坊を楽しませているような笑顔に見えたのは気のせいかもしれない。

夏にはメダカがたくさん泳いでいた庭のビオトープも、この冬は氷を張っていた。

メダカたちが越冬して春を迎えてくれるかとても心配。毎年数匹生き残るのだが、今年はどうだろうか。

このビオトープ、冬の間に鳥が水を飲みにやってくるようになった。雨が降らず感想が続いて水場が減っていたのだろう。ちゃっかり庭に糞の落とし物をしていくので掃除が大変だが、なんだか自然の生態系の維持に貢献しているようで少し嬉しくもある。

このところ最高気温が10℃を超えることが多くなった。日中帯も暖かい日が続き、外遊びも以前より楽になった。

週明けの月曜は雨が降るらしい。

2月、3月とまだ寒い日が続くが、この冬は風邪をひいていない。明日も明後日も気を引き締めて、感染対策を忘れずに次の春を待とう。

撮影　
camera: Nikon D3300
lens: Nikon DX AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G