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情報発信でこれだけはやめておいたほうがいい内容と3つの注意点

芸能人の不倫などに関しては、あまり持論言わない方がいいだろうというのはもうネット界隈では常識になりつつあるけれど、テレビなどを生活の主体メディアにされている方々はまだその文化からは程遠いのだろうと思う。

今日見かけたのは、インフルエンサーに対する否定的なツイートだ。インフルエンサーというからにはそれなりに稼いでおり、事業も軌道に乗った結果そのように注目されているので、そこを否定しようもないのだが、どうもそういったインフルエンサーを否定するという情報発信はまだまだ止まる様子はないらしい。

というのも、今日見かけたのは、以前から思っていたけど、あれは宗教的なアプローチで人気を得ているだけで、事業としては中身はないはずだ、的なニュアンスの発現だった。

これを多数見る場で発言してしまっていたようなので、良くはないなぁと思い、その理由をまとめてみる。

ちなみにこの当人は、ある程度クローズドなSNS上での発言だったので、その点はまた種類の違う厄介さがある。そのクローズドなSNS内ではその当人はリーダーシップをある範囲で発揮すべき立場の人物であるので、そのような人物が今回のニュアンスで著名人を否定するという点の影響を整理したい。

1.人としての最低限の敬意を持とう

まず、人として最低限の敬意が欠けている点が挙げられる。クローズドなSNSで、インフルエンサーをディスっているというのはただ陰で悪口を言っているのと同じだ。

それがどんな人であれ、ましてや犯罪を犯しているでもない真っ当に納税している一人物をあからさまに「中身がない」などと否定するのはお門違いだろうと思う。

如何にご自分が中身のある実直な働き方をしているからと言って、その数倍の稼ぎのあるインフルエンサーを否定してよい義理はないし、やっかみに聞こえてしまう。

これが一点目。

2.可能性を肯定しよう

二点目は、インフルエンサーを否定してしまった以上、そのインフルエンサーと同じ手段を取れなくなることに注意すべきだ。

これは、キングコング西野亮廣さんがよく言っていることだが、クラウドファンディングを否定していた人や、オンラインサロンを否定していた人たちは、クラファンを立ち上げて支援を求めることも、オンラインサロンに加入して情報収集や人脈形成することをしにくくなってしまう。

例えばそれらの認知が今後大きく広まり、一般化していく中でも、昔否定していた人はそれらを利用しないのか?

いや、決してそうではなく、スマホが台頭してきた当時たくさんいた「ガラケー派」の皆さんはいったいどこへいっただろうか。

恐らく、シレっとスマホに乗り換えているに違いない。大きな声で昔そう言っていたことは恐らくだんまりだろう。

この例のように、否定したところでそれが将来広く浸透する可能性は、予知能力者でない限り分からないはずだ。可能性を閉ざしても良いことがなく、当時否定したことで、バツが悪くなるだけである。

時代の最先端を行っているインフルエンサーなどは特にその傾向が強く、一般人の多くはその行動を理解することは難しい。一度否定せずにじっくりとそのロジックやビジネスモデルを深く追ってみて、理解に努めてからでも遅くないのではないだろうか。

3.自分の限界値を解放しよう

三つめは、「インフルエンサーを否定する」という行為そのものは、自分にしっぺ返しが来る要因を作りだしていることにつながるということだ。

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