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会社組織の危うさ

2月も3日が経ちました。僕は今月から、「書店に収益化を生む電子書籍」というプロダクトの研究開発に集中する1ヶ月を過ごすことになります。

というのも、先月で4年ほど勤めた会社をやめたからです。特定のプロジェクトの所属はやめ、自社業務的な雑務や教育指導などの活動もありません。それでも、ちょっと気になって前の会社の人と話したりしちゃうんだけど・・・大した時間を奪われないので、充分な時間ができました。

12月から始めていますが、1月末までの期間は「雑音」が多すぎて全く身が入らなかったのですが、ようやく集中できる環境を手に入れることができました。

今まで、他者に自分のペースを如何に崩されていたのかを強く実感しています。クライアントワークをやりつつ、自分のプロダクトを発明するというのは難しいですね。

事業化やブロックチェーンの技術を学びつつ進めなければならず、かつ日本トップレベルのスーパーバイザに充ててプレゼンが控えているので、もっと早くこの決断をしておけば良かったと感じています。

泣いても笑っても集中できる時間は限られているので、今まで以上にフル稼働で頑張っていこうと決心しています。

まずは恥や外聞を捨てること。自分はかなり無知なところが多く、ビジネスモデルなどの勉強も足りていないばかりか、まず経験がないことに多く立ち向かわなければならないことが多すぎる!

知識として吸収しなければなりませんが、スピード感を出すために、時に頭を下げて、時にじゃなくて沢山沢山頭を下げて教えを請いながらなんとか完成させたいと思います。

今まではプロジェクトや会社組織の中でただ結果を出せば良いだけだったので、自然と一目置かれる存在になれたのですが、ビジネスの世界は甘くないですね。SEとしての実績なんて、新規プロダクトのアイデア創出や、新規ビジネスの設計にはてんで役に立たないことがよくわかりました。

如何にサラリーマンという立場が、ビジネスモデルという概念からかけ離れた存在であるかを痛感しています。会社組織に所属してそこから収入を得るということをマス化してしまうことは、かなり危険だとも感じます。

一人で生きていく力を失わせているばかりか、社会から孤立させるかのように牢獄に閉じ込めているような、そんな危機感を抱きました。経費や案件獲得の考え方ひとつひとつが、サラリーマンと事業主とではあまりに違う捉え方をします。

時間の使い方や仕事に対する考え方があまりにも浮世離れしてしまう危険が、会社員という仕組みにあると気づかされたここ数日でした。

何か小さくてもいいから、小さな副業として何か初めておくと、これらの実感が得られていいのかなと思います。大手を振って副業を解禁する企業が増えてきているので、時間の問題で社会も変わっていくのだろうとも思います。

さて明日も、初心者として、情熱ある挑戦者として在りたいと思います。

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