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第6回:何でもあり(その2)

前回にひきつづき、画材「なんでもあり」作品です。自由度が高いので、このタイプの作品が増える傾向にあります。

 まず、栞から。本棚で眠っていた昔の愛読書を取り出したところ、中に、昔、息子の手製の栞が挟まっていました。多分、彼が小学校低学年の頃に作ってくれたものだと思います。
 フォルムがなかなかお洒落だと思い、そして、なによりも懐かしかったので着色したものが、こちらです。
 補強のために厚手の紙を三枚貼り付けたところ、堅くなりすぎて栞としては使いにくくなってしまったのが、少し残念でした。


 次は、「赤と青」というタイトルでTwitterに投稿した作品。半紙を、水彩絵の具、耐水性ボールペン、筆ペンの3種のペイントで彩色し、室内の自然光は、そのままで、紙の裏から強い光をあてて撮影しています。

赤と青


 次は、「今年の夏」というタイトルでTwitterに投稿した作品です。夏をテーマにするつもりで描き始めたわけではなく、暖色と黒の取り合わせで何か出来ないだろかと試みていたのですが、雰囲気がギラギラ灼きつけてくる今年の夏に似ているように感じ出して、「今年の夏」というタイトルで投稿しました。
 彩色に用いたのは、上の作品と同じく、水彩絵の具、耐水性ボールペン、筆ペンの3種のペイントです。これも、背後から強い光をあてて撮影したと思います。

今年の夏

 次は、ペーパータオルを彩色したことは覚えているのですが、彩色に何を使ったのかは覚えていない作品です。

Dancing Red

 1枚の作品を角度を変えて撮影して2種類の画像をつくり、そのデータをパワーポイント・スライドに貼りつけ、ひとつの画像の左右を反転させてから、スライドを ping画像 に変換してTwitterに投稿したものです。
 ちょっと不穏な感じのする出来上がりになりました。

 次は、これからTwitterに投稿する予定の作品。実は、上のDancing Redの元絵です。タイトルはまだ決めていません。自分では、割と気に入っています。

 今回は、以上の5点です。お楽しみいただけたなら、これに勝る幸いはありません。

〈おわり〉

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